こんにちは、たいぞうです。



このようなことでお悩みではないでしょうか。
この記事では初めて一戸建てにソネット光プラスを引くための流れと注意点を解説いたします。
【関連記事:マンションタイプで光回線を引き込む方向け】
ここで簡単に自己紹介
ソネット光プラスのサービス開始時期から携わっており、色々な課題点と向き合い、トラブル対応をしてきました。これらの経験を踏まえて解説する内容なので確かな情報をお伝えいたします。
手順の大まかな流れは以下の通りです。
- ソネット光プラスに申し込む
- 開通工事日を決める
- 開通工事日当日
- 接続設定、ネット開通
それぞれの項目ごとに注意点を解説いたします。この記事を読み終わった頃には初めて一戸建てでソネット光プラスを開設する人でもスムーズに手続きを進められるようになりますよ。
目次
絶対に用意するもの
必ず用意するものはv6プラス対応wi-fiルーターです。

【引用:https://www.so-net.ne.jp/access/hikari/collabo/】
ソネット光プラスは光コラボなのでNTT光回線を使うので混雑時には回線速度の大幅な低下が見込まれます。このような速度低下を回避するためにもv6プラスは必須のオプションです。v6プラスを使うためにはv6プラス対応wi-fiルーターが必要なので必ず用意してください。
v6プラス対応wi-fiルーターは量販店で購入することもできますが、ソネット光プラス申込時にレンタルを申し込むと契約期間中はずっと無料で使うことができます。どちらを用意して頂いても構いません。
ソネット光プラスに申し込む
一戸建ての場合ソネット光プラス戸建てタイプに申し込みをします。申し込みはスマホから申し込むのが簡単でスムーズです。ただしクレジットカードが必要。持ってない人は電話窓口から申込みましょう。口座登録が可能です。

申込む際に以下の2点に注意してください。
- 住所は番地まで正確に入力
- v6プラスに必ず申込む
住所は番地まで正確に入力
申し込みの際に気をつけることは住所の番地を正確に入力することです。
特に新興住宅地だと既存の住所ではないことが多いです。既存の住所ではない場合、申し込みをした後にNTT側で住所登録という作業が必要になります。
住所登録とはNTTの担当者が実際に現場に訪れて、間違いなく建物が建っているかを確認する作業です。この作業には概ね7~10日ほど時間を要します。登録が完了したらNTTからso-netに連絡が来て、so-netが申込者に連絡をします。そこで初めて工事日を決める次のステップに進んでいきます。
なので新興住宅地で登録をする場合は具体的な工事日の予約は避けるよう避けましょう。予約をしたとしても住所登録後に改めて取り直す必要があるので必ずキャンセルとなります。
住所登録が必要になるかは役所で新しく住所が言い渡された場合は間違いなく住所登録が必要です。また電話でソネット光プラスに申し込みをすればその場で住所登録が必要になるかの判断ができます。一番確実なのは役所で確認することなので事前に確認しておくと良いでしょう。
v6プラスに必ず申込む
申し込みをする際にv6プラスを必ず申し込みをしておいてください。
v6プラスはオプションになりますが料金は一切かかりません。回線の安定化を図るためだけでなく、初期設定の手間を省くためにもv6プラスは必須です。特に初心者の人は初期設定が難しいので手間を省くためにも必ずv6プラスには申し込みしてください。
開通工事日を決める
開通工事日を決めるには大きく分けて三つのパターンで決めます。
- 最短日を指定する
- 希望日を指定する
- 後ほど決める
パターン1.最短日を指定する
基本的には最短日を指定するを選択してください。最短日を指定するには2パターンあります。土日祝日を含めて最短日を指定するか含めないかの選択です。
土日祝日を含めて最短日を指定した場合、土日祝日が工事日となると別途3000円の手数料がかかります。
パターン2.希望日を指定する
希望日を選択するケースは遠い日付を選択する場合に選んでください。
例えば入居日が一か月以上先になるようなケースの場合、最短で工事をされてもまだ入居していない可能性があります。このような場合入居日が予め決まっていればその日を指定して選ぶと良いでしょう。
パターン3.後ほど決める
このケースは、「地方への転勤は決まっているけど日程も住所も会社から何も説明がなく決まってない」といった転勤の方に多いパターンです。申込受付ではけっこう見かけるパターンなので、いつ入居するか不明な場合は「後ほど決める」を選択しましょう。
派遣工事か無派遣工事か
工事は大きく分けて派遣工事と無派遣工事に分かれます。
一戸建ての場合は基本的に派遣工事となりますが、前の住居人がNTTの回線を引いていて設備が残っている場合は無派遣工事が可能です。無派遣工事の場合は最短2週間後から予約をすることができます。派遣工事の場合は約3週間~1ヶ月後の工事となります。
一戸建ての場合、住所登録の他に現地調査が必要になるケースがあります。
現地調査とは指定された住所に光回線を設置することができるかどうかを判断する作業です。周辺に引き込みができる電柱があるのか?周りの建物の邪魔にならないか?など現地に行って担当者が確認をします。この結果、光回線の引き込みが物理的に不可と判断すればソネット光プラスの申し込みはこの時点でキャンセルとなります。
現地調査が必要か否かはNTTが判断します。現地調査が必要になるケースというのは過去に近くの住所で回線引き込みのトラブルがあった、もしくは設備的にキャンセルが発生していたというような時に行われます。当時は駄目だったけど今は設備環境が変わって引き込みができるかもしれない。ということを確認するために行う作業です。
NTTが必要だと判断した場合は従うしかありません。また現地調査は必ず立ち合いが必要となります。時間はそれほどかかりません。
開通工事日当日
派遣工事の場合は立ち会いが必要です。立会いは契約者本人でなくても構いません。家族でも良いし、信用できる第三者でも構いません。
一戸建ての光回線の引き込みには必ず家の中で作業をするので誰かがいてくれれば問題ありません。 立会いといっても工事をずっと見続ける必要はなく、家に居てくれればいいですよ。
派遣工事の流れは、外から光回線を引き込んで家の中にONUもしくはルーターと配線をするところまで行います。光信号が確認取れた時点で工事は完了です。
ONUはNTT工事担当者が持ってきます。一方、v6プラス対応wi-fiルーターはso-netから送付されてきます。必ず当日までに受取をしておいてください。
無派遣工事の場合は立ち会いは必要ありません。ONUはNTTから送られて、so-netからはv6プラス対応wi-fiルーターが送られてきます。ここで注意してほしいのは無派遣工事であっても工事日当日までにONUの接続しておいてください。
接続というのは光ケーブルをONUと壁の差し込み口に繋ぐだけです。後はONUの電源を入れておいてください。
この作業をしていないとNTTの基地局から光信号を流した時に反応がなく開通ができないと判定されます。そうなると改めて工事日を決める必要があり、連絡をした日から最短でも2週間後の開通となります。
このようなことで無派遣工事ができずクレームになるというケースが多々あるので、必ず光ケーブルの繋ぐところまではしておいてください。なおv6プラス対応wi-fiルーターの接続までは不要です。v6プラス対応wi-fiルーターは開通してから接続しても問題ありません。
接続設定、ネット開通
光回線が開通したら後は初期設定を行うだけです。ここでv6プラスの申し込みが役に立ちます。v6プラスお申し込みしていればv6プラス対応wi-fiルーターを繋ぐだけでインターネットがすぐに使えます。
v6プラスの申し込みをしておらずwi-fiルーターもなければ初期設定が必要です。初期設定の手順は別記事を用意しておりますが初心者の方には恐らく難しいかと思います。
【参考:初期設定の手順についての解説記事はこちら】
どうしても初期設定が必要になるような場合は訪問サポートを利用しましょう。訪問サポートとはso-net担当者が自宅まで訪問してインターネットが使える状態に設定をします。訪問サポートは初回のみ無料で使えるため初心者の方は活用するのをおすすめいたします。
なおv6プラスにも申し込まず、wi-fiルーターもなければONUとパソコンを繋いで設定をする必要があります。この場合、初期設定を行うにはパソコンが必須となりパソコンがなければ初期設定は行われずインターネットを使うことはできません。
このような事態を避けるためにも最初の申込み時点で必ずv6プラスの申し込みは行いましょう。
まとめ
戸建てタイプの回線を開通させるまでの流れは以下の通りです。
- ソネット光プラスに申し込む
- 開通工事日を決める
- 開通工事日当日
- 接続設定、ネット開通
手順としては簡単かと思いますが気をつけてほしいポイントは、
- 住所・番地は正確に申告する
- 必ずv6プラスの申し込みをする
- v6プラス対応wi-fiルーターを工事日までに用意する
最低限この3点は押さえておきましょう。住所登録や現地調査で工事の予約が遅れることはありますが、この3点を押さえておけばユーザー起因で工事が遅れることはないでしょう。
滞りなくインターネット開通までたどり着くことを祈っています。