こんにちは、たいぞうです。



あなたはこのような悩みを抱えていないでしょうか。
今回は初めてマンションにソネット光プラスを開通させるまでの流れや注意点を初心者向けに解説していきます。
私はso-netのサポート窓口で5年以上勤務してきました。ソネット光プラスのサービス開始時期から担当していたので多くのユーザーが困るポイントやトラブルになる要素を熟知しています。こうした経験を踏まえて初心者の人向けにお伝えするので、きっとお役に立てると思います。
基本的な申込の流れは以下の通りです。
- 光回線が引き込まれているか確認する
- ソネット光プラスに申し込む
- 開通工事の日取りを決める
- 開通工事当日
- 初期設定→インターネット開通
ここから各項目ごとに詳しく見ていきます。この記事を読み終わった頃には初めてマンションにソネット光プラスを申し込む不安が解消されることでしょう。
目次
工事日までに絶対に用意するもの
必ず用意して欲しいものはv6プラス対応wi-fiルーターです。 v6プラスの対応ルーターは量販店で購入することもできますが、ソネット光プラスを申し込みするときに一緒にレンタルを申し込むなら購入の必要はありません。

【引用:https://www.so-net.ne.jp/access/hikari/collabo/】
ちなみにソネット光プラスと同時でレンタルを申し込む場合、契約期間中はずっと無料で使うことができます。パソコンについては開通時点で準備できなくても問題ありません。
光回線が引き込まれているか確認する
マンションでソネット光プラスを開設する時にまず確認することは光コンセントが設置されているかです。NTTのロゴマークのついた光コンセントがあればソネット光プラスの申し込みが可能です。
【引用:フレッツ光をお申込のお客さまへ ~光コンセントについて~】
しかしNTTのロゴマークの付いてない光回線の設備があればソネット光プラスを開設することは難しいです。 仮にauひかりやNURO光の設備がすでに整っていればソネット光プラスの申し込みを諦めましょう。
一方、光コンセントや他社の設備が何もない場合はソネット光プラスの申し込みをすることができるかもしれません。申し込みができるか否かは管理者に確認する必要があります。
申し込みの許可が出たとしてもソネット光プラスの戸建てタイプで申し込みをする必要があります。大きく違うのは月額料金です。 マンションタイプが月額4,928円に対し、戸建てタイプは月額6,138円と約1,000円ほど高くなります。
光回線が引かれているかどうやって確認するの?
一番簡単に確認する方法は光コンセントがあるか確認することです。上記の画像のような光コンセントが設置されていればソネット光プラスをマンションタイプで申し込みすることができます。光コンセントは玄関近くの下駄箱の影など確認しにくい場所に設置されていることもあります。
光回線が引かれているか管理者に確認する
光コンセントの設備が見当たらない場合は管理会社に光回線の契約をしているか確認しましょう。 LANケーブルの差し込み口や電話線の差し込み口があっても光回線の契約をしているとは限りません。光回線の契約を管理者側でしていなければ、戸建てタイプで光回線を契約する必要があります。
戸建てタイプでソネット光プラスの申し込みをする手順については別記事で解説いたします。
LANケーブルの差し込み口や電話線の差し込み口しかないけど、マンションに光回線が引かれているのであればマンションタイプでソネット光プラスの申し込みは可能です。しかしながら、このような状況の場合回線速度は期待できないのでご注意ください。
【参考記事:最大1Gbpsってウソなの?ソネット光プラスの回線速度はなぜ遅くなるのか】
ソネット光プラスに申し込む
光コンセントが設置されていればソネット光プラスのマンションタイプで申し込みをしてください。光コンセントがなくても管理者に確認いた結果、NTTの光回線が引いてるのであれば同じくマンションタイプで申し込みをしてください。しかしながら光コンセントがないケースにおいては、稀に設備確認が必要になることがあります。
設備確認とはNTTの担当者がお住いのマンションに光回線を開通させることができるかどうかを確認する作業です。この確認を行った後に開通させることができるとNTTが判断した場合に開通工事を進めていくという流れになります。
設備確認が必要になるケースにはいくつか理由があります。
- マンション側とNTTで光回線の契約をしていたが改修工事や増築で光回線が切れている可能性がある
- 室内をリフォームした際に光コンセントを撤去していた
もしマンションタイプの光回線が引かれていなければ戸建てタイプの申し込みをするか申込キャンセルになります。
申込はどこからするの?
申し込みはスマホから行うのが一番簡単です。スマホから申し込みをする際に必要なものはクレジットカードです。クレジットカードを持っていない人はso-netの窓口に直接電話をして申し込みをしてください。電話窓口であれば口座登録を申請することもできます。

申込時に気をつけることは2つ。
- 住所を正確に書くこと
- v6プラスに申込む
住所を正確に書くこと
特に新築のマンションの場合、NTTに住所が正式に登録されていない可能性があります。申し込み自体はできますが、住所登録という作業をNTTが行います。設備確認と同じように住所登録にも1~2週間ほどの時間がかかります。
住所登録とはNTT担当者が申請のあった住所に伺って実際にその建物が存在しているかどうかを確認する作業です。立ち会いは不要。住所の登録が完了すれば工事日の予約を決める作業に移ります。
住所の入力箇所は2か所あります。設置先住所と申込者住所です。
設置先住所は正確に入力が必要ですが、申込者住所は字数制限があります。マンション名のように長い場合は短縮した名称で入力しましょう。
申込先住所には申込後に「so-net契約内容のご案内」が送付されてきます。一方NTTから送られるONUは設置先住所に送られます。
v6プラスに申込む
v6プラスはオプションに分類されますが料金はかかりません。v6プラスとは回線速度を安定させるために必要なオプションです。

「選択する」にチェックを入れて申込むだけでOKです。
また v6プラスの申し込みをしていれば初期設定が不要でwi-fiルーターを配線するだけでインターネットが使えるようになります。初期設定を行ったことがある人であれば問題ないですがインターネットの設定など苦手な人は必ずv6プラスに申し込みをしましょう。
開通工事の日取りを決める
開通工事の日程は大きく分けて3つの選択肢があります。
- 最短日で申し込む
- 希望日を選択して申し込む
- 後で申し込む
さらに最短日で申し込みする場合、 土日以外で申し込みをするかそれとも土日を含めて申し込みをするか選択することができます。
基本的には最短日で申し込むと良いでしょう。なお土日祝日含んで申し込みした場合、別途3,000円の工事費がかかるので注意してください。

希望する選択肢にチェックを入れてください。
希望日を選択する場合は数ヶ月先に開通工事を申し込みたい場合に選択をしましょう。最短日を希望して申し込みをしても、希望が通ることはほとんどありません。
入居するのが1ヶ月程先ですぐに開通工事をされても困るというような場合に選択するのが良いでしょう。
無派遣工事であれば最短で2週間後に開通することができます。派遣工事の場合は平均的に3週間から1ヶ月後には開通させることができます。ただし3~5月、9~10月頃の繁忙期には工事日が2ヶ月遅れになったりするケースもあるので申し込みは早めにしましょう。
稀なケースではありますが、無派遣工事が可能と判定が出ても後日、派遣工事に切り替わるケースがあります。
実際にあった事例ですが、過去に同じマンションに住む別部屋の住人から申し込みがあり、光回線が部屋まで通っていないと判明したため派遣工事に切り替えたというケースがありました。
これはマンション自体が古い物件だったこともあり、改修工事でこのような状態になっていました。比較的新しいマンションの場合はまずないですが、築20年以上のマンションのような場合で改修工事を過去に行ったケースがあれば可能性があるのであらかじめ知っておくと良いです。
開通工事当日
開通工事当日は派遣工事か無派遣工事によって対応が変わります。
派遣工事
開通工事は派遣工事の場合、概ね1時間程度で終わります。派遣工事の場合、当日本人でなくても立ち合いが必要です。契約者本人がいない場合であっても家族や信頼できる人に立ち会ってもらうようにしましょう。
立会とはいっても工事担当者が行う作業をずっと見ておく必要はありません。家にいるだけで構いませんので必ず誰かがいるようにしてください。
派遣工事における開通トラブルとして、ポートに空きがなくて開通工事ができないことがあります。これも古いマンションで稀に起こります。ポートという光回線の差し込み口がありますが、これが全て埋まっていて光回線をつなぐことができないのです。
こうなると空きが出るまで工事をすることはできません。既に入居している人が使っているので、その人たちが退去するまで待つか、ソネット光プラスの開通そのものを諦めるしかありません。
もう一つの事例としてマンション光回線を引いてるはずなのに改修工事によって途中で回線が切れているというパターンです。これも古いマンションにて起こり得ます。
この場合マンション管理者に配管を設置して光回線を開設するよう依頼をするか、 戸建てタイプでソネット光プラスを申し込みしなければいけません。ただしマンションにおける戸建てタイプの引き込みは2階までです。(東京は3階まで可)
無派遣工事
無派遣工事の場合立ち会いは不要です。しかし無派遣工事だからといって何もしなくてよいというわけではありません。
無派遣工事の場合必ずONUやwi-fi ルーターが事前に届くので、必ず工事日までには配線をしておいてください。配線をしていないと光回線が開通しません。このパターンでクレームになることが結構多くあります。
無派遣工事はNTTから設置先に向けて光信号を流します。その際にONUやwi-fiルーターが繋がっていないと、光信号が流れず開通不可との判断されます。
開通不可となると改めて無派遣工事の予約を取り直す必要があり、最短でも2週間後から選択するようになります。通信機器が届いたら必ず配線をして機器の電源を入れて待つようにしましょう。
初期設定→インターネット開通
開通工事が完了したら後は初期設定を行うだけです。しかしここで前述したv6プラスの申し込みが有効になります。
v6プラスの申し込みをしていればv6プラス対応wi-fiルーターを配線するだけですぐにインターネットに繋がります。初期設定は初心者の人には難しいので申し込み時に必ずv6プラスの申し込みを行うようにしましょう。
もしv6プラスの申し込みをしていない人は初期設定が必要です。前述したように初期設定は初心者の人には難しいです。そのためどうしても初期設定が必要な人は予め訪問サポートの予約をしましょう。
訪問サポートとはso-netの担当者がインターネットの接続ができるように自宅まで伺って設定を行います。初回は無料で使えるので初期設定の必要な人は活用してください。
もしご自身で初期設定を行う場合はこちらの記事を参考にしてください。通信機器の配線パターンごとに接続の仕方をまとめているので手順通りに設定すれば必ず接続できます。
またv6プラスの申し込みもなく、ひかり電話の申し込みもなければNTTから届くONUという接続機械を配線して使います。この場合、初期設定にはパソコンが必ず必要になります。
さらに設定したとしても、使い勝手がとても悪くパソコンを立ち上げるたびに設定をする必要があります。このような面倒を避けるためにも必ず申し込み時点でv6プラス対応wi-fiルーターを申込みするようにしましょう。料金もかからないのでユーザーの負担はありません。
まとめ
- 光回線が引き込まれているか確認する
- ソネット光プラスに申し込む
- 開通工事の日取りを決める
- 開通工事当日
- 初期設定→インターネット開通
今回はマンションにソネット光プラスを開通させるまでの手順を初心者向けに解説してきました。マンションの状況などによっては工事日が変わったり、設備の確認が必要になったり、開通しなかったりするケースもあります。
しかしながら今回お伝えした内容を押さえておけばユーザー起因で工事が滞ることはありません。お伝えしたポイントをしっかりと押さえておけば滞りなく進めることができるでしょう。
初めてマンションでソネット光プラスを開通させるという方にはぜひ参考にしてください。