
あなたはこのような疑問を抱えていませんか?
この記事ではso-net光プラスとso-net auひかりの選び方を比較しながら徹底解説いたします。
- so-netを始め、光回線のサポート窓口で10年以上お客様対応を経験
- 契約・接続設定・工事・請求・法人関連のサポートを行う
私は回線事業社やプロバイダに計10年以上勤務していました。光回線やプロバイダの契約・接続・工事のみならずお客様から様々なお問い合わせに対応してまいりました。また業界の仕組みなど読者の皆様に役立つ情報を自信をもってご案内いたします。
この記事はサービスの基本的な概要を網羅的に解説するため、かなりの長文記事となっております。完全にお読みいただくには10~30分程度お時間を要しますため、最初から読まずに必要な箇所だけお読みいただくことをオススメいたします。
光回線の契約において、読者の皆様が失敗をしないためには詳しい解説が必要となるため長文ご容赦いただきますようお願い申し上げます。
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総合的にはauひかりの方がおすすめ。しかし引っ越し予定の人はso-net光プラス。
目次
ソネット光プラスとso-netのauひかりの基本スペック比較表
まずはじめに so-net光プラスと auひかりの基本的なスペックを比較した下記の表をご覧ください。
ソネット光プラス | auひかり | ||||
契約プラン | 戸建て | マンション | 戸建て | マンション | |
月額料金 | 6138 | 4928 | 5390 | 4180 | |
回線速度 | アップロード | 270Mbps | 493Mbps | ||
ダウンロード | 251Mbps | 455Mbps | |||
解約金 | 2022年6月30日以前 | 20000 | 16500 | × | |
2022年7月1日以降 | 4580 | 3480 | 4730 | × | |
キャンペーン | キャッシュバック | 〇 | 〇 | ||
wi-fiルーター 無料レンタル |
〇 | 〇 | |||
設定サポート | 〇 | 〇 | |||
特典ページ | 詳細はコチラ | 詳細はコチラ | |||
スマホセット割 | au | 〇 | 〇 | ||
UQ mobile | 〇 | 〇 | |||
NUROモバイル | 〇 | × | |||
開通工事費割引 | 全額 | 全額 | 一部 | 全額 | |
光回線 | NTT | KDDI | |||
速度対策 | v6プラス・さくさくスイッチ | 不要 | |||
高速プラン | × | × | 〇 | × |
契約プランの違い
so-net光プラスは戸建てタイプとマンションタイプの2つのプランに分かれています。どちらのタイプも2年の契約期間が設定されており途中解約した場合は解約金が生じます。
一方auひかりは戸建てタイプとマンションタイプの2つに分かれていますが、戸建てタイプでは契約期間を設けないもの、2年契約、3年契約のプランがあります。 またマンションタイプではお相撲の集合住宅の部屋数によって金額が変わる仕様になっています。
so-net光プラスの戸建てタイプとマンションタイプ2パターンですが、 auひかりの金額設定は戸建てタイプ、マンションタイプ共に少し複雑です。
auひかりの戸建てタイプで一般的な契約はずっとギガ得プラン。 ずっとギガ得プランは3年更新の契約プランになりますが1年目が5610円、2年目が5500円、3年目以降は5390円と安くなっていくプランです。
次に多いのが2年契約のプランのギガ得プラン。ギガ得プランは月額料金5720円と固定されています。もう一つ標準プランという契約期間を設けないプランもありますが、月額料金が6930円と高いためお勧めできるプランではありません。基本的に auひかりを戸建てタイプで契約する人はずっとギガ得プランで契約するとお考えください。
タイプ | プラン | 月額料金 |
auひかりホームタイプ | ずっとギガ得プラン 1年目 | 5610 |
ずっとギガ得プラン 2年目 | 5500 | |
ずっとギガ得プラン 3年目 | 5390 | |
ギガ得プラン | 5720 | |
標準プラン | 6930 |
続いて auひかりのマンションタイプについては戸建てタイプよりも細く12のプランを設けております。先にご案内したように集合住宅の個数によって金額が異なるためユーザー側で好きなプランを選ぶことができません。また戸建タイプとは異なり基本的にマンションタイプには契約期間はありません。
マンションタイプには標準プランとお得プランA という2つのプランがあり、お得プランA を選んだ場合は2年間の契約期間を設ける代わりに「おうちトラブルサポート」というオプションを付けることができます。「おうちトラブルサポート」はインターネットの利用には必要のないサービスなので、マンションタイプの契約を検討されてる方は標準プランで問題ありません。
マンションタイプのそれぞれのプランの月額料金は下記の表をご覧ください。
マンションタイプ基本料金設定 | ||
タイプ | 月額料金 | 機器利用料金 |
マンション E8 | 4,070円 | 0円 |
マンション E16 | 3,740円 | 0円 |
マンション V8 | 4,070円 | 440円 |
マンション V16 | 3,740円 | 440円 |
マンション G8 | 4,070円 | 440円 |
マンション G16 | 3,740円 | 440円 |
マンション F | 3,740円 | 550円 |
マンション F (S) | 3,190円 | 550円 |
マンション都市機構 DX | 3,740円 | 440円 |
マンション都市機構 DXG | 3,740円 | 440円 |
マンションミニギガ | 5,500円 | 0円 |
マンションギガ | 4,454円 | 0円 |

月額料金はauひかりの方がお得
下記の表は so-net光プラスとauひかりの月額料金を比較したものです。
基本料金設定 | ソネット光プラス | auひかり | |||
戸建て | マンション | 戸建て※1 | マンション※2.3 | ||
月額料金 (税込) |
1~11ヶ月 | 6138 | 4928 | 5610 | 4180 |
12~23ヶ月 | 6138 | 4928 | 5500 | 4180 | |
24ヶ月目以降 | 6138 | 4928 | 5390 | 4180 |
※1.auひかり戸建てタイプはずっとギガ得プランの金額です。
※2.auひかりマンションタイプはマンションV16の金額です。
※3.auひかりマンションタイプの金額はVDSL機器レンタル料込みです。
戸建てタイプマンションタイプ共に auひかりの月額料金の方が安いことがわかります。auひかりのマンションタイプにはモデムのレンタル料金が月々440円から550円生じますが、それらを加味しても so-net光のマンションタイプよりも auひかりのマンションタイプの方が月額料金は安いです。
so-net光プラスの基本月額料金は上記の表の通りですが、速度対策の一つとして「さくさくスイッチ」 というオプションに加入しなければ速度が不安定という声をよく耳にします。
さくさくスイッチの開始が今年の2月からで、自分とこの通信速度が悪化し始めたのいつだろ?と思って調べたら2月からなの笑う
— me$o (@mesoftbank) November 15, 2022
so-net 明らかに今年から夜になったら回線遅いなと思ったら さくさくスイッチというサービスはじまってた
— けんぶン (@kenbun123) August 31, 2022
そのため安定した速度の確保という観点から、月々1100円の「さくさくスイッチ」に申し込みをしないと安定した利用は難しいといえます。一方auひかりは速度対策に特別なオプションを申し込みする必要はないので、やはり月額料金は圧倒的に auひかりの方が安いといえるでしょう 。

回線速度はauひかりの方が速い傾向にある
回線速度については住んでるエリア、利用環境などによって大きく影響を受けるため一概にどちらのサービスが速いい切ることは難しいです。一つの指標としてサービスを利用しているユーザーが投稿している「みんそく」というサイトがあります。「みんそく」に記載されている数値を比較すると auひかりの方が so-net光プラスよりも約2倍の400 Mbpsほどの速度が出ていることがわかります。
こうして見ると so-net光プラスの方が遅いと見て取れますが200Mbps もあればインターネットの一般的な利用にあたってはほとんど影響はありません。一般的なインターネットの使用であれば回線速度30Mbps もあれば十分な速度だと私は考えています。インターネットを快適に使える回線速度については別の記事で詳しく解説しています。
【参考記事:インターネットを快適に使える回線速度の数値とはどのくらい?】

auひかりは提供範囲が限定的=混雑がしにくい
so-net光プラスより auひかりの回線速度が速い一番の理由は提供範囲の違いです。 so-net光プラスは NTT の回線を利用しているため全国で広く利用ができるというメリットがあり、汎用性の高さが特徴です。一方で多くの人が利用しているとの理由で回線速度が混雑しやすい傾向にあります。これは so-net光プラスだけではなく NTT の回線を利用している softBank 光やドコモ光にも同じ傾向があるといえます。
一方 auひかりは KDDI 回線を利用しているため、利用できる地域は限定的です。そのため汎用性には乏しい反面、利用者が少ないということで回線の混雑が起きにくい光回線であるといえます。
私の経験上を so-net光プラスの回線速度が遅いという苦言は多くいただきましたが、 auひかりの回線速度が遅いという苦言をいただいた記憶はほとんどありません。こうした経験からも auひかりの方が回線速度が速いというのは納得です。

解約金は法律改正により安くなっている
so-net光プラス、 auひかりともに契約期間の設定されているプランを利用している場合、更新月以外で解約すると解約金が生じます。解約金については2022年7月1日以降を契約した方については法律の改正によって「月額料金の1ヶ月分に相当する額」が限度額となったためかなり安くなりました。 so-net光プラスと auひかりの解約金は下記の表をご覧ください。
解約金 | ソネット光プラス | auひかり | ||
戸建て | マンション | 戸建て | マンション | |
2022年6月30日以前 | 20000 | 20000 | 16500 | × |
2022年7月1日以降 | 4580 | 3480 | 4730 | × |
しかしここで注意。 上記の解約金は2022年7月1日以降に契約した方に限られます。2022年6月30日までに申し込みをした方の解約金は以前のように高額です。 so-net光プラスの場合は2万円、 auひかりのホームタイプである「ずっとギガ得プラン」の場合だと16500円発生します。また auひかりのホームタイプの場合は解約時に回線の撤去が強制的に生じるため、撤去費用31680円が必ず発生します。(2018年2月28日以前にお申し込みの方で撤去希望の場合は撤去費用11000円発生します。)

入会特典キャッシュバックはauひかりの方が金額が大きい
so-net光プラスも auひかりも新規申し込み特典はかなり手厚く設定されています。キャンペーンの内容は毎月変わるため本記事に記載のキャンペーンが毎月適用されるとは限りません。過去の例から見ると so-net光プラスは新規申し込み時に高額キャッシュバックがもらえる傾向が高いです。

一方 auひかりも高額キャッシュバックが設定されており、同じく2022年11月キャンペーンを見ると7万円のキャッシュバックがもらえます。
また auひかりの場合は auひかりを乗り換えで申し込みされた場合、乗り換え前の光回線サービスにおける解約金を最大で3万円まで補填してくれる「乗り換えスタートサポート」というサービスもあります。「乗り換えスタートサポート」については過去数年さかのぼって見ても続いてるサービスなので、キャンペーンの内容が変わっても、おそらく廃止されることはないでしょう。
auスマートバリューはどちらでも適用可能
so-net光プラスや auひかりを選択する一番の理由はスマホとの割引ではないでしょうか。 so-net光プラスも auひかりも au スマホをお持ちの方であれば「auスマートバリュー」というセット割引が適用され、スマホの利用料金が最大で月々1100円も安くなります。
「auスマートバリュー」は契約者のみならず契約者の家族にも適用されるため、仮に4人家族で4人とも au スマホを使っている場合auスマートバリューが適用されると4400円も安くなることになります。 また50歳以上の家族であれば離れて暮らしていてもauスマートバリューの対象になるため、離れて暮らしている両親が au スマホを使っている場合、割引の対象となります。
また so-net光プラスに関しては、 au スマホのみならず UQ モバイル、 NURO モバイルについてもセット割サービスがあります。一方 au 光においても UQ モバイルとのセット割引も準備されています。
それぞれのセット割の詳細は別の記事にまとめているのでお役立てください。
【参考記事:auスマートバリュー】
【参考記事:UQ mobile自宅セット割】
【参考記事:so-net光&NUROモバイル セット割】

開通工事費はso-net光プラスは全額割引、auひかりは一部割引
光回線の開通において開通工事費は必ず発生します。しかし多くの光回線サービスにおいては開通工事費相当分の金額を月額料金から割引するサービスを設けていることがほとんどです。 so-net光プラスにおいては契約している間、開通工事費と同額の割引が月額料金から入るため、相殺されて実質開通工事費負担なしで利用することができます。
一方 auひかりにおいてはマンションタイプの場合は so-net光プラスと同じく開通工事費は発生しますが、同じ金額が月額料金から割引されるため相殺されて実質開通工事費負担なしで利用することができます。
しかしホームタイプの場合、割引はされるものの工事費全額に相当する割引は行われません。そのためホームタイプを契約した場合、開通工事費の一部はユーザーの負担となります。
工事費相当分割引後の月額 | ソネット光プラス | auひかり | |||
戸建て | マンション | 戸建て | マンション | ||
月額料金 (税込) |
1ヶ月 | 3938 | 2728 | 4965 | 2737 |
2~11ヶ月 | 5038 | 3828 | 4982 | 2746 | |
12~23ヶ月 | 5038 | 3828 | 4872 | 2746 | |
24~35ヶ月目 | 6138 | 4928 | 4762 | 4180 | |
35ヶ月目以降 | 6138 | 4928 | 5390 | 4180 | |
新規開通工事費 | 26400 | 26400 | 41246 | 32991 | |
総割引額 | 26400 | 26400 | 21997 | 32991 | |
ユーザー負担額 | 0 | 0 | 19249 | 0 |

開通工事費のよくある誤った認識として「開通工事費は無料」という認識です。 so-net光プラスも auひかりにおいても開通工事費そのものは発生しますが、月額料金から開通工事費相当分を割り引いている、という仕組みです。
そのため開通工事費を分割で支払いしている途中でサービスを解約すると、残りの工事費は一括で請求されるので気をつけてください。工事費相当部分の割引が適用されるのはあくまで光回線のサービスを契約している間です。割引の対象となる光回線サービスを解約した場合は割引するものがないので開通工事費の残債は全てユーザー負担となるので気をつけましょう。
ソネット光プラスとauひかりの大きな違い
so-net光プラスと auひかりにはいろいろな違いがありますが最も大きな違いは何かと言われると私は以下の3つを挙げます。
- 利用している光回線の違い
- 必要な速度対策の違い
- 高速回線の利用可否
1.so-net光プラスはNTT回線、auひかりはKDDI回線
先にもご案内した通り so-net光プラスは NTT の光回線を、 auひかりは KDDI の光回線を利用しています。 NTT の光回線は全国的に網羅しており汎用性が高いのが特徴です。一方 KDDI の光回線は一部地域に限定されているため汎用性という意味では NTT には劣ります。しかしながらこの提供範囲の違いが契約に大きな影響を与えます。それが引っ越しをする時と回線速度についてです。
回線の違いは引っ越し時の手続きに影響が出る
so-net光プラスを利用している人が引っ越しをする場合、引っ越し先でも so-net光プラスを継続して利用することができる確率は高いです。それは NTT の回線を利用しているため全国的に網羅されており引越し先の地域で NTT の回線が通っていないというケースが少ないからです。
一方で auひかりの場合は限定された地域のみで提供されているため引っ越しが生じた場合、引っ越し先で auひかりを継続して利用ができないというケースが多々起こります。auひかりが利用できない場合、解約する必要があるため更新付き以外で解約となった場合は解約金が生じることとなり、またホームタイプにおいて撤去が発生した場合は撤去費用も請求されることになります。
引っ越し先の都合で開通ができないという場合であっても避けることができない仕様なので、あらかじめ引越しすることが分かっている人においては auひかりは避けた方が良いでしょう。
利用者の多さは輻輳(ふくそう)を生みやすい
提供範囲の広さは so-net光プラスの特徴ではありますが、一方でデメリットにもなり得ます。提供範囲の広さ故に近隣に多くのユーザーが利用しているというケースもあるため、同時刻に多くのユーザーが一斉にインターネットを使うと光回線の混雑が生じ回線速度が低下するというケースが多々起こります。
so-net光プラスの利用者が一斉に利用することで生じる速度低下においてはユーザー側で解決しようがありません。また so-netでも解消することは難しく近隣エリアに同じ光回線を使うユーザーが一斉にインターネットを利用し始めると光回線の混雑は避けられません。これはインターネットを利用するにあたり最も回避するのは難しい問題です。
KDDI回線は限定した地域だけしか使えないけど混雑しにくい。

このような光回線の分岐数の増加による速度低下については別の記事で詳しく解説しています。気になる方は参考にしてください。
【参考記事:最大1Gbpsってウソなの?ソネット光プラスの回線速度はなぜ遅くなるのか】
2.so-net光プラスの速度対策はv6プラスの申込必須
NTT の光回線を使った so-net光プラスと KDDI の光回線を使っている auひかりの速度対策は異なります。 so-net光プラスについては回線速度を維持向上させるために「v6プラス」というサービスに申し込みするのは必須です。 v6プラスお申し込みせずに so-net光プラスを使っても回線速度は安定せずストレスが溜まることになるでしょう。それほど v6プラスは so-net光プラスを使うにあたり必須のオプションといえます。
また v6プラスだけでなく so-net光プラスで回線速度を安定させるためには「さくさくスイッチ」 というオプションが必要です。「さくさくスイッチ」は so-net光サービス専用の高速帯域を提供するオプションです。利用者が集中する夜などの混雑する時間帯でもオンラインゲームやデータのダウンロードを安定して行うことができるためには必須のオプションです。なお「さくさくスイッチ」の利用には月々1100円かかります。
このような so-net光プラスの速度対策に対し auひかりの速度対策は特に必要ありません。その理由は auひかりを利用する際に必ず設置するホームゲートウェイという機器にV6プラスと同じ仕組みが標準搭載されているからです。そのため auひかりの利用者は特別な速度対策をせず基本的な機器を設置するだけで so-net光プラスでいう v6プラスと同じ対策を自動的に施すことができるのです。 しかも auひかりのホームタイプの場合機器のレンタル料は無料、マンションタイプのみ440円から550円かかります。
auひかりは対策不要です。

3.auひかりは5G、10Gの高速通信が使える(関東限定)
auひかりにおいては東京、神奈川、埼玉、千葉の一部の地域のみとなりますが、最大通信速度5 Gbps または10 Gbps の高速通信インターネットを利用することも可能です。 auひかりホーム5ギガの場合月額料金550円、 auひかりホーム10ギガの場合は月額料金1480円かかります。
しかしながら auひかりホーム5ギガの場合「超高速スタートプログラム」という割引が適用され3年間は550円が無料で利用でき、さらに4年目以降は au スマートバリューもしくは自宅セット割加入者に限り永年無料で利用することができます。
一方 auひかりホーム10ギガの利用者は「超高速スタートプログラム」が適用されて3年間月額858円で利用することができます。なお4年目以降は通常の月額料金1480円となります。

【参考記事:auひかり高速サービス】
ソネット光プラスとauひかりはどんな人におすすめ?
so-net光プラスと auひかりの特徴をそれぞれまとめると so-net光プラスは汎用性が高く全国どこでも利用ができるという特徴がある一方、回線速度が低下しやすいというデメリットがあります。対して auひかりは回線速度が低下しにくいというメリットがある一方で、一部の地域限定のサービスのため引っ越しによって利用地域が変わると解約せざるを得ないという可能性が出てくることがあります。
またキャッシュバックなどのキャンペーンについてはどちらも高額ではありますが比較すると auひかりの方が手厚く、月額料金も auひかりの方が安く利用できるという点において総合的には auひかりの方がおすすめめといえます。
ソネット光プラスは引っ越し予定のある人におすすめ
so-net光プラスがおすすめな人は一人暮らしや転勤で引越しをする可能性がある人にはおすすめのサービスです。 so-net光プラスは全国的に網羅している NTT 回線を利用するため引っ越し先でも継続して利用することができる可能性高いです。
そのため解約の手続きはせずに引っ越しの手続きをするだけで継続して利用することができるため、メールアドレスが変わったりすることもなく、ひかり電話の移行もスムーズに移せて便利です。手続き上の観点から見ても引っ越しをする可能性がある人にとっては auひかりよりも so-net光プラスの方が絶対的におすすめといえます。
また so-net光プラスの場合引っ越しにより、回線の撤去が必要となっても撤去費用はかかりませんが auひかりの場合ホームタイプであれば回線撤去による費用はユーザー負担となります。撤去費用の負担額を見ても今後引越しをする可能性のある人は auひかりより so-net光プラスの方が良いでしょう。
スマホとのセット割という点からみると NURO モバイルの利用者は so-net光プラスがおすすめです。 au スマホを使っている方や UQ モバイルを使っている方は auひかりでも同じセット割が適用されるためご案内してきた引っ越しの有無で選択すると良いでしょう。
auひかりは引っ越しをしない人におすすめ
かたや auひかりは限定的なエリアでの提供のため、新築の一戸建てで今後引っ越しする可能性がない人にとっては auひかりはおすすめです。回線速度は auひかりの方が安定しているし月額料金も auひかりのほうがお得です。 auひかりの唯一のデメリットとも言える提供エリアの狭さや高額な回線撤去費用というのは、引っ越しや解約時に生じるため、今後は継続して光回線を契約するという環境にある人は auひかりの方が絶対的におすすめです。
docomo、Softbankスマホを利用している人にはどちらもおすすめ出来ない
so-net光プラスや auひかりのどちらもお勧めではないという人もいます。それはドコモやソフトバンクのスマートフォンを利用している人です。これまでの説明では提供エリアや引っ越しの観点から見てきましたが、光回線を利用する一つのメリットとしてはスマホとのセット割とお伝えしてきました。ドコモやソフトバンクのスマホを利用している人にとっては so-net光プラスも auひかりもセット割の恩恵が受けられないため、これらの人にとってはどちらもお勧めしません。
やはりドコモスマホを利用している人にはドコモ光 が、ソフトバンクスマホを利用している人にとってはSoftbank光
が最適です。
格安スマホを利用している人にはenひかりやNURO光がおすすめ
ドコモやソフトバンクまたは au のスマホではなく格安スマホを利用している人であれば、それぞれの格安スマホとセット割のある光回線を選択するのがおすすめです。しかしながらもしセットがりなない格安スマホを利用されている場合は光回線も用途によって選ぶと良いでしょう。
光回線の選び方は人によって様々です。月額料金の安さで選ぶ人もいれば高速通信で利用できる光回線を選ぶ人もいます。詳しいことは省きますが月額料金の安さで選ぶなら「enひかり」がおすすめです。また高速通信でインターネットを利用されたい場合は都心部の人であれば「NURO 光」がおすすめです。
enひかりについてはサービス全般について詳しく解説しているサイトをご用意していますのでご参考いただけますと幸いです。
【参考サイト:enひかりまとめサイト】
また NURO 光についてはサービスの概要など詳細をまとめた記事をご用意しております。こちらも参考にされてください。
【参考記事:NURO光】
実際にあったso-net光プラスとauひかりのトラブル経験談
実際に so-net光プラスや auひかりプラスを選択したものの契約の進め方や手続きにおいてトラブルが生じることもあります。以下は私が実際に対応させて頂いた so-net光プラスと auひかりにおけるトラブルの事例です。これから申し込みをされる方にもふりかかる可能性のある内容となっているので参考にされてください。
auひかりの引っ越し手続きでのトラブル
auひかりと auひかり電話を利用している場合、引っ越しのエリアによっては一旦 auひかり電話をアナログ電話に戻す必要があります。アナログ電話に戻す手続きをしないと光電話の継続ができなくなり権利を消失することになりかねません。この手続きはユーザーにとって少々面倒であり、引越しの手続きを行う前にユーザー自身で NTT に連絡をしてアナログ電話に戻す手続きをしていただきます。

引越しの進め方
その後、引っ越しが完了したらひかり電話に戻す手続きを行うと言うユーザーにとってはとても手間のかかる作業です。またアナログ電話の契約をする際には NTT 側で工事費が発生するため、費用負担においてもユーザーにとっては大きなものとなります。
このような面倒な手続きのため引越しの手続きを進めているにも関わらず、引っ越し先の住所を契約先として auひかりを新規で契約されたというケースがありました。そのため引越しの手続きをしている契約が残ったままとなり、一方でユーザーは引っ越し先の住所で新規契約をした auひかりを既に開通させておりインターネットを利用しているという状況でした。

引っ越しトラブル
この場合、引越しの手続きを進めている auひかりはアナログ電話に戻す手続きを待っている状態のため、月額料金は発生し続けることとなりユーザーには二重請求が入っていたという事例です。
対応した結果、ユーザーは引越しの手続きとは別に auひかりの代理店に連絡をしており引越しの手続きが面倒だという話をしたところ新規の契約を勧められたということです。その際の会話の内容をユーザーに確認したところ、


といった一連の会話があり契約を進めたとのことでした。
このユーザーは引っ越し先が県外であったため auひかりを継続するしないに関わらず電話番号が変わります。そのため上記のとおりこれまで使っていた auひかりを解約して新たに auひかりを契約し合わせて auひかり電話を契約すれば問題なく利用ができるのは間違いありません。
決定的に異なる点とすれば電話の権利です。電話番号が一度解約になると NTT で電話番号を発行していた人は加入権を失うことになります。スマホの利用者がこれだけ増えている現代においては正直、不要な権利だと思います。しかしながら元々の auひかりに紐づいているひかり電話の権利をそのまま移行して引越し先でも利用させる場合はアナログ電話に戻す作業というのが必要になってくるケースがあるのです。
面倒ということで元々の契約を放置しておくことはこのような二重請求になるので、電話番号の変わるエリアに引っ越しをするケースにおいてもアナログ電話に戻す、手続きをしないのであれば一旦 auひかりを解約して新たな引っ越し先を契約住所として新規で auひかりを契約するようにしましょう。
auひかり解約時の高額料金の請求
auひかりのホームタイプを利用している人に生じる解約時の高額請求トラブルです。
auひかりのホームタイプを契約している人は契約時期によっては解約時に回線撤去費用が強制的に発生します。 2018年の3月1日から2022年の6月30日の間に auひかりのホームタイプを申し込みしている人は解約時に回線撤去費用として32680円が KDDI から請求されます。また更新付き以外の解約となると回線撤去費用とは別に解約金が16500円(ずっとギガ得プラン)発生します。合計で49180円の請求となり解約するだけでかなりの負担を強いられることとなります。
法律の改正により2022年7月以降の申し込みであれば、解約であってもここまで高額な請求が生じることはありませんが、特に2018年の3月1日から2022年6月30日の間にホームタイプの契約をされている方は解約時にご注意ください。
このような解約時に請求が発生することを知らず退会の申請をされた方に説明をして何度もクレームに発展いたしました。 so-netにいた私としては上記の金額は KDDI から生じるため対応のしようがなく何度も KDDI と連携をとった覚えがあります。
なお2022年7月以降の auひかりホームタイプに申し込みをされた方は回線撤去は任意となるため、希望しなければ回線撤去費用は発生いたしません。希望した場合は同じく32680円かかります。
「希望した場合」とは言いましたが、賃貸の戸建てに住んでいる方で解約する際に建物の管理者から退去時に原状復帰を求められた場合、ユーザーの希望にかかわらず回線撤去 KDDI にお願いする必要が出てきます。このようなケースにおいても撤去費用が発生するため賃貸の戸建てに住んでいる方は auひかりのホームタイプの契約は十分に検討したうえでお申し込みをされてください。
2022年7月以降のホームタイプ申込者は回線撤去は任意だが、原状復帰の際は回線撤去は必須です。

so-net光プラスの開通工事が進まない
光回線は9月と2月から5月あたりにかけて繁忙期となり申し込みが殺到する時期です。
これらの時期に申し込みをされるますと、開通工事が2ヶ月以上待つということもあります。単に工事の予約がいっぱいで送れるだけならまだしも、お住まいの住居によってはその他の要因で開通工事が進まないということもあります。実際に下記のようなケースがありました。
- マンションの開通工事においてポートに空きがない
- 立地的に光回線を通すことが不可能、または許可が必要
- 光回線が壁の途中で切れており新たに一から設置する必要がある
実際に現場に行って初めて気づくケースというのもあるため上記のようなケースが生じた場合は改めて開通工事の予約を取り直す必要が出てきます。このようなケースでもただトラブルとなり開通までに2ヶ月以上時間がかかるというケースもあれば、中にはあきらめて申し込みキャンセルされた方もいらっしゃいます。
光回線の開通工事が遅れる原因については詳しくまとめた記事をご用意しておりますのでご参考にされてください。
【参考記事:よくある光回線の開通工事が遅れる原因6選】
so-net光プラスの回線速度遅延
私が経験した中で最も多かったクレームは so-net光プラスの回線速度の遅延です。
これまで述べてきたとおり so-net光プラスは NTT の光回線を利用するため混雑することが多々あります。混雑すると光回線の速度は急激に低下し、ユーザーによっては読み込みが遅くサイトの閲覧すらできないという状況に陥ってる方もいらっしゃいました。
利用者の増加による速度遅延については対処しようがなく、 NTT に回線の増強をお願いすることしかできないのです。そのためひたすら謝ることしかできませんでした。
なかには宅内の環境によって改善するというケースもありました。例えばモデムの置き場所を少し変えてみる、 ONU と wi-fi ルーターの距離を離してみるといったことで改善することもあります。
インターネットを使う上で回線速度の問題は避けて通ることができません。作者も回線速度のトラブルはたくさん経験してきたので、当サイトでも回線速度に関する記事を色々まとめています。関連する記事をまとめているので気になるものがあればお役立ていただけると幸いです。
関連記事
まとめ
- so-net光プラスは全国どこでも使えるため引越しするユーザーにとってはメリット
- auひかりは限定的なエリアで支えるため回線速度の遅延が起きにくいのがメリット
- so-net光プラスは au スマートバリュー、自宅セット割、so-net光 & NUROモバイル セット割特典が適用される
- auひかりは au スマートバリュー、自宅セット割が適用される
- 月額料金、キャンペーン、通信速度など総合的に見ると auひかりの方がおすすめ
so-net光プラスも auひかりもどちらも実績のあるサービスです。そのためどちらが良い悪いということではなく、あなたの利用状況によってサービスを選んでいただくとよいでしょう。さらに言うと so-net光プラスも auひかりプラスはおすすめはできず、ドコモ光や softBank 光、enひかりや NURO 光がお勧めの人もいます。ご自身に合った光回線の発見に一役を担えると幸いです。
関連記事
最後まで読んでいただきありがとうございます。
当サイトはソネット光プラスを中心にso-netのサービスに特化した専門サイトです。他にもソネット光プラスに関する記事、so-netメール、オプション、その他so-netの光回線に関する記事をご用意していますのでお時間ございましたら一読いただけますと幸いです。
出来る限り分かりやすく、端的にお伝えすることを目標に1記事を3分程度で読めるように短くまとめております。また基本的な概要や比較記事においては詳しいご案内が必要となるため完読いただくには10分以上要する記事もございます。
一人でも多くの方のお役立てるようサイト作成してまいります。必要な記事、必要な箇所だけ拾ってお読みいただき、皆さまの快適なインターネット生活の一役を担えれば幸いです。