ソネット光プラス

オンライン学習に必要なネット環境をソネット光プラスは提供できる?

コロナ禍の昨今、私たちは在宅で作業することが増えてきました。

お子さん達の勉強や資格の勉強もオンラインで学習する日々が増えてきました。

そこで生活のライフラインになりつつあるのがネット環境です。

そしてネット環境を構築する上で最重要な要素が回線速度です。

 

あなたはこれまでスマホを使ってきてこんな経験はないでしょうか。

  • 夜間帯に速度が急激に落ちる
  • 終日速度が出なくて困る
  • 通信状態が悪くて、たびたびインターネットが途切れる

こうした疑問はスマホだけでなくネット環境を整えても起こりうる課題です。

そこで今回はソネット光プラスがオンライン学習するために十分な回線速度を提供してくれるのか解説いたします。

 

オンライン学習に必要なネット環境をソネット光プラスは提供できる?

結論からいうと、オンライン学習を行うのにソネット光プラスは十分な回線速度を出すことが出来ます。

どうしてここまで言い切れるかというと実際に調査した数値が出ているからです。

まずはこちらをご覧ください。

IPoE接続 ping値 下り 上り
20.13ms 361.15Mbps 207.75Mbps
18.93ms 356.92Mbps 206.08Mbps
夕方 21.56ms 346.53Mbps 217.34Mbps
18.96ms 300.31Mbps 203.44Mbps
深夜 16.76ms 338.7Mbps 214.46Mbps

※IPoE接続のSo-net 光プラスの時間帯別の平均速度情報(直近3ヶ月)

 

PPPoE接続 ping値 下り 上り
14.38ms 332.42Mbps 222.34Mbps
26.78ms 257.81Mbps 216.81Mbps
夕方 25.45ms 177.31Mbps 196.15Mbps
29.31ms 131.74Mbps 173.39Mbps
深夜 29.96ms 270.4Mbps 238.39Mbps

※PPPoE接続のSo-net 光プラスの時間帯別の平均速度情報(直近3ヶ月)

 

この数値は2021/04までに『みんそく』でリアルなユーザーが速度測定をしたデータの平均値です。

『みんそく』では直近3ヶ月の平均値が更新されています。

そのためデータとしてはかなり信用できる数値といえるでしょう。

先の表がIPoE利用時の回線速度で、後の表がPPPoE利用時の回線速度の数値です。

IPoEって何?って思った方はコチラの記事へ。

 

オンライン学習に必要な回線速度

でもこんな数値見せられても、どれだけ速いのかなんて分からないよ?
そうだね。じゃぁ普段スマホでやってることを例にお話しします。

私たちは日常的にwebの閲覧やtwitter、動画を視聴などしています。

それらにはどのくらいの数値が必要なのでしょうか。

それが以下の数値です。

 

回線速度の目安(ダウンロード)

回線速度 インターネットで出来ること
1Mbps webの閲覧、メール受信、LINE
3Mbps 動画視聴(720p)、ビデオ通話
5Mbps 動画視聴(1080p)、オンラインゲーム(スマホ)
25Mbps 4K動画の視聴、オンラインゲーム(PC)

 

回線速度の目安(アップロード)

回線速度 インターネットで出来ること
1Mbps メールやチャットの送信
3Mbps SNSに写真投稿、ビデオ通話
10Mbps SNSに動画投稿、データファイルの共有

 

あれ?ビデオ通話って3Mbpsあればいいの?ソネット光プラスの速度はもっと出てたと思うけど?
そうなんです。4K画質の動画視聴でも25Mbpsで十分なんだよ。

 

私たちが普段使っているインターネットって意外と低い数値で大抵のことは出来るんです。

それを踏まえて先ほどの表を見てください。

ほとんどの時間帯で3桁の数値を出しています。

だからソネット光プラスは快適にインターネットが出来るって言い切れるんです。

 

リモートワークやオンライン学習といっても必要な回線速度は何も変わりません。
オンラインの会議やチャットでも?
変わらないよ。3Mbpsもあればビデオ通話は出来るのでこの程度で十分です。

 

オンライン学習で安定したネット環境を整えるにはv6プラスは必須

もう少しソネット光プラスの回線速度についてお話しします。

夜間帯の速度数値を見てください。

夜間のIPoEの速度 ping値 下り 上り
夜(IPoE) 18.96ms 300.31Mbps 203.44Mbps
深夜(IPoE) 16.76ms 338.7Mbps 214.46Mbps
夜間のPPPoEの速度 ping値 下り 上り
夜(PPPoE) 29.31ms 131.74Mbps 173.39Mbps
深夜(PPPoE) 29.96ms 270.4Mbps 238.39Mbps

 

表からわかること

  • IPoEの方が夜間帯でも速度が安定している。
  • ping値もIPoEの方が安定している。
IPoEって何?
IPoEっていうのは通信ルールの一つで、簡単にいうと回線混雑を避ける通信ルールのこと。

IPoEについて詳しいことはコチラの記事をご覧ください。

 

このIPoEというのはソネット光プラスのサービスではv6プラスといいます。

v6プラスは無料のオプションです。

ソネット光プラスでネット環境を整えるなら必ずv6プラスを申込みましょう。

回線速度の安定感が全然変わります。

 

もう1つ質問!ping値って何?
ping値っていうのはサーバー間の情報伝達の時間を表す数値のことだよ。

 

ping値は数値が低い方がスムーズに伝達します。

主にオンラインゲームをする時に必要な指標となります。

おおむね20ms以下であれば操作に支障はないでしょう。

 

主人がリモートワークをすることになるから品質の良い光回線探してたけどソネット光プラスで大丈夫かなぁ。
たしかに数値上は問題ないけど、そうは上手くいかないこともあるんだ。
えぇ!どういうこと!?
みんなの回線速度の数値が速いからといって、あなたのネット環境も必ず良いとはいえないんだ。

 

ただしこれは何もソネット光プラスに限ったことではありません。

インターネット回線というものは全般的にそういうものなのです。

確かに『みんそく』で見るソネット光プラスの速度数値は高いけど、みんなのネット環境は違うでしょ。
まぁたしかに。一人暮らしの人もいれば大家族もいるもんね。
うん。家の大きさも違えば家具の配置も違うでしょ?ネット環境って本当に繊細なんだ。

 

みんなが速いからあなたの回線速度も速いとは限らないのです。

(もちろんその逆も同じでみんなが遅いからあなたも遅くなるとは限りません。)

 

オンライン学習でネット環境が壊れる4つの要因

回線速度は以下の要因に大きく左右されます。

 

宅内環境

宅内環境とは言葉通りユーザーが利用している自宅の環境です。

具体的に以下のようなことが速度低下の要因になります。

  • 普段リモートワークをする場所とモデムの設置部屋が離れている
  • モデムの設置部屋とオンライン学習する部屋の間に家具が置いてある
  • 鉄筋コンクリートの家
  • モデム機器の間隔が近すぎる
  • モデムの近くに電化製品がある
  • モデムが埃で汚れている
  • 直射日光を受ける場所にモデムを置いている
へぇ~こんなことでも速度って低下するんだね。

そうなんです。

何気ないことですがこんなことでも回線速度はグンッと落ちます。

作者の体験談

私は先日テレビ周りを少し整理をしていてモデムの位置を変えたんです。

その時モデムとwi-fiルーターを隣り合うように置いた途端にインターネットが繋がらなくなったんですよ。

あれ?っと思い、30㎝ほどお互いを離すと元通りに繋がるようになりました。

そんなことで遅くなるの!

 

本当にちょっとしたことで回線速度の品質は落ちます。

私の体験はwi-fiですが有線ケーブルでの接続でも同じことがいえます。

急に速度が落ちた、接続が出来なくなったという方は少しモデムの位置を変えてみてください。

それだけで改善することもありますよ。

もしオンライン学習中に回線が落ちたりしたらとても困るから、事前にどの部屋の通信が良いか確認しましょう。

wi-fiが突然切れた時の対処方法

 

宅外環境

宅外環境が回線速度の低下要因となっている場合はすぐにso-netに連絡してください。

宅外環境というのは外の回線環境のことです。

例えば、

  • 災害で外の回線が切れた
  • 近隣の工事が原因で回線に損傷が出た

このような場合はユーザーではどうにも出来ません。

回線業者のso-netに連絡して対応してもらうようにしましょう。

宅外環境が起因で接続不可になっているかどうかの判断は簡単にできます。

NTTモデムに「光回線」という項目のランプがあります。

これが点灯していなければ回線に問題があります。

一つだけ例外があります。

モデムから壁についてる光コンセントまでの間に抜けてないか確認してください。

光コンセントに抜けが無ければ間違いなく宅外に原因があるので、すぐにso-netに連絡しましょう。

so-netの連絡先一覧はこちらです。

 

機器の経年劣化

モデム類は普通に利用していれば、おおむね5年ほどで機能が低下し始めます。

機能が低下し始めると通信速度にも影響が出てきます。

故障の原因が見当たらない場合は機器の劣化の可能性があります。

この場合もso-netに連絡しましょう。

経年劣化が原因と判断された場合は無料で交換できます。

経年劣化でモデム交換になる場合は、無料で交換できるから安心してください。

 

利用者の増加

特に環境の変化もなく速度低下に陥ってる時は、利用者の増加が原因で遅くなっていると考えられます。

人気のあるプロバイダだと地域によっては利用者が想定以上に増加することがあります。

そうなると回線が混雑を起こし通信が遅くなることがあります。

利用者の増加により遅くなっている場合、即効性のある対処法としてはv6プラスです。

v6プラスについて詳しく教えて!

 

せっかくオンライン学習始めるのに遅くなったら我慢するしかないの?
ううん。ちゃんと対策はあるよ。これから説明するだから大丈夫!

 

オンライン学習を快適にする7つのネット環境改善策

 

①リブート

簡単にいうと電源の入れ直しのことです。

wi-fiを利用している場合、ルーター内に電磁波が溜まってwi-fiが飛びにくくなることがあります。

そこで電源を抜いて5分ほど時間をおいて入れなおしてみてください。

電源を抜くことでルーター内に溜まった熱や電気を放電をします。

そうすることでwi-fiの飛び具合が改善されることがあります。

急に繋がらなくなった場合にまずやってみてください。

 

②ルーターの初期化

リブートでも改善されない場合は、ルーターの初期化をしてみてください。

機器をリフレッシュさせる効果があります。

ただし初期化をする場合ご注意いただきたい点があります。

初期化するとルーター内の設定は全てリセットされます。

工場から出荷した時のまっさらな状態に戻ります。

そのため設定していた情報はすべて消えてしまいます。

初期化の後は接続設定を再度行う必要がありますので予めリセットしても問題ないか確認の上行ってください。

v6プラスを申込んでいる人は接続設定は不要です。

 

③モデム機器の掃除

掃除をするためにまずは電源コンセント、LAN ケーブルなどモデムについてるケーブル類は全て外しましょう。

掃除をするといっても機器本体を分解するのはNGです。

あくまで表面部分のみ掃除するようにしましょう。

 

モデムの掃除の仕方

  • モデムの表面の埃を取る
  • アルコールティッシュでモデム表面を拭く
  • ケーブルの差込口も拭く

掃除の仕方は掃除機で表面の埃を取ってください。

この時LAN ケーブルの差し込み口や電源コンセントの差し込み口の埃も取るようにしましょう。

できれば綿棒などで隅々まで埃を取ってください。

 

次に拭き掃除です。

ただしこのとき水で絞った雑巾などはNGです。

少しでも水分が入ると内部に水分が入りショートして機器本体が故障する原因となります。

おすすめはアルコールティッシュです。

アルコールであれば蒸発するので安心です。

できればパソコン用のウェットティッシュが電気量販店にも売ってるのでそういったものを使うようにしましょう。

 

またケーブルの差し込み口もアルコールティッシュで拭くことをおすすめします。

ただし拭いた後すぐにLAN ケーブルを挿すのはNGです。

必ず乾くのを待ちましょう。

ドライヤの冷たい風で乾かすのも一つの手です。

完全に乾いた状態でLAN ケーブルを差すようにしましょう。

 

④LANの規格の確認

  • パソコンのLANポートの規格の確認
  • 利用中のLANケーブルの確認

まずパソコンのLANポートの差し込み口の規格を確認してください。

ソネット光プラスは最大で1Gbpsの速度が出ます。

しかしパソコンのLANポートの規格が1Gbpsになっていなければそれ以上の速度は出ません。

 

もしあなたのパソコンが対応していなければ、残念ですがパソコンそのものを買い換えるしかありません。

LANポートの規格はパソコンのLANポートの差し込み口か、説明書に書いてます。

 

ポートが1Gbpsに対応していてもLANケーブルそのもの1Gbpsに対応していないことがあります。

以下の表を見てください。

規格 CAT5e CAT6 CAT6A CAT7 CAT8
通信速度 1Gbps 1Gbps 10Gbps 10Gbps 40Gbps
伝送帯域 100MHz 250MHz 500MHz 600MHz 2000MHz

これはLAN ケーブルの規格とその通信速度など表示しています。

最低でもCAT6のLANケーブルは欲しいですね。

 

⑤モデム環境を見直す

  • モデム間は最低30㎝は開ける
  • 長すぎるLANケーブルを使わない

モデム同士の距離が近すぎると干渉しあって通信が途切れることがあります。

少なくとも30㎝程度は開けるようにしましょう。

 

またモデムをつなぐLANケーブルはできるだけ束ねないようにしましょう。

距離に合わないLANケーブルを使っていると束ねる人がいますが、あまり推奨できるものではありません。

LANケーブルを束ねて使うと通信速度の低下、切断の要因となります。

出来る限りモデム間の距離に見合ったLANケーブルを購入するようにしましょう。

 

⑥wi-fiルーターの置き場所を変える

wi-fiルーターはなるべく高いところに置くことをおすすめします。

wi-fiルーターの電波は下に落ちて行く習性があります。

2階建ての家であれば2階に置くのがベストです。

1階であっても可能な限り壁の高い所に立てかけたり、高い家具の上に設置するように心がけましょう。

また家の中にwi-fiルーターを置いてみて、どの場所が一番電波が強いでしょうか。

電波感度の強い場所にwi-fiルーターを設置するようにしましょう。

窓際が強いのであれば窓際に、部屋の真ん中に置いた時に電波が強いなら部屋の真ん中に置くように心がけましょう。

 

⑦v6プラスに申込む

繰り返しになりますが、ソネット光プラスで契約するならv6プラスは必須です。

PPPoE方式だけでは近年のインターネットの速度低下を避けることがとても難しいです。

ソネット光プラスではv6プラスは無料で申し込むことができます。

またソネット光プラスとv6プラスを同時申し込みすればv6プラスの対応wi-fiルーターも無料でレンタルすることができます。

必ずv6プラスは申し込むようにしましょう。

 

オンライン学習が出来ないネット環境に陥った時の対応

残念ですが、ソネット光プラスを解約するしかありません。

ここまで述べた改善策を講じてもネット環境が改善しないなら、ソネット光プラスでオンライン学習は厳しいです。

しかしながら解約する場合、解約金などの費用がなどが発生することはあります。

 

でも解約金はちょっと納得できない!その間オンライン学習が出来ないよ!
そうだよね。別に解約したくてするわけじゃないんだから。その場合は経緯を伝えましょう。

 

「出来る限りのことはやったけど改善しなかった。だから仕方なく辞めるんです。」

と、ここまでの経緯をso-netに伝えて解約金の免除などの相談をするようにしましょう。

絶対とはいえないけどどうにもならない理由で解約する場合は違約金免除されることがあるよ。

 

とはいえネット環境がすぐにでも必要な方もいることでしょう。

それならとりあえず間に合わせでモバイルwi-fiを契約するのもアリです。

モバイルwi-fiなら早ければ翌日にでも利用が再開できます。

その間に、新しい光回線を契約するように進めていくとスムーズに切り替えられます。

 

でもモバイルwi-fiでオンライン学習は出来るの?
可能ですよ。光回線みたいに品質は高くないけど間に合わせ程度なら十分ですよ。
間に合わせっていっても、いつでも辞められる訳じゃないでしょ?
大丈夫!解約金が無いモバイルwi-fiもあるから。

 

最短当日発送!縛り・解約金ナシ!3,718円/月のモバイルwi-fiレンタル

乗り換えは事業者変更が出来て縛りナシで低価格のenひかり

回線速度重視なら国内最高速2GbpsのNURO光

 

まとめ

  • 『みんそく』で見る限りソネット光プラスでオンライン学習は可能
  • 速度低下になる要因はいろいろある
  • 回線速度が落ちたと感じる場合はまずは改善策を試そう
  • 速度低下が改善しない場合は解約も視野に入れよう

基本的にはソネット光プラスであればオンライン学習は十分可能です。

しかしネット環境は様々な要因が絡みます。

もし急激に回線速度が落ちた場合は乗換えも検討しましょう。

では今回はここまで。

参考になれば幸いです。

それではまた。

so-net公式から申込む

  • この記事を書いた人

たいぞう

初めまして、私は光回線サポートセンターで10年間働いた経験を持つ「たいぞう」と申します。 この経験を生かし、初めて光回線を利用する方や技術的な知識が少ない方でも簡単に設定やトラブルシューティングができるようなインターネットの問題解決サイトを立ち上げました。 このサイトをご利用いただくことで、安心してインターネットを利用できるようになります。 どうぞよろしくお願いいたします。

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