こんにちは、たいぞうです。
今回はソネット光プラスの開通工事が終わってから行うインターネット設定の手順について解説いたします。
ソネット光プラスは開通工事が終わっただけではインターネット接続は出来ません。
インターネットに繋がるためには、機器の配線や初期設定が必要です。
- 開通工事が終わったけどインターネットに繋がらない
- 急にインターネットに繋がらなくなった
- 市販のwi-fiルーター買ったけど繋ぎ方が分からない
そんなあなたに向けて動画と画像付きで解説していきますのでお困りの方は是非お役立てください。
目次
動画で確認する
もしあなたがすでに配線まで済ませている場合は以下の動画をご覧ください。
NTTルーターと市販のwi-fiルーターを繋いでいる場合
ONUと市販のwi-fiルーターを繋ぐ場合
開通工事が終わってからインターネットを使えるまでに行う4つの確認
無事so-netの開通工事が終わったら、まず以下4の点を確認しましょう。
- 接続機器の台数や種類
- v6プラスの契約はあるか?
- 使うデバイスは何?
- 準備するもの
接続機器の台数や種類
接続している機器や配線している機器の数によって必要な作業が異なります。
なので、まずはどのような機器を設置しているか確認しましょう。
設置パターンとしては以下の5パターンのどれかに該当するはずです。
※壁から配線している機器を見てください。ルーターを複数台設置している場合でも壁側からの2台を見てもらえれば結構です。
ここで間違えるとインターネットの接続がスムーズに出来ません。
正確に設置している機器を確認しましょう。
v6プラスの契約はあるか?
v6プラスの契約があると設定はとても楽です。
v6プラス対応wi-fiルーターに配線するだけでインターネットに繋がるからです。
おそらくソネット光プラスを申込する多くの人がv6プラス契約をしていると思います。
v6プラスは無料のサービスです。
これからソネット光プラスに申込む方は必ずv6プラスに申し込みましょう。
☞v6プラスについて詳しく知りたい方はコチラの記事もご覧ください。
使うデバイスは何?
デバイスとはあなたが使う端末のことです。
パソコンであればLANケーブルで繋ぐことが出来ますが、スマホの場合はwi-fi接続する必要があります。
そうなると当然wi-fiルーターは必須です。
スマホやタブレットで接続する方はwi-fiルーターを準備しましょう。
ソネット光プラスと同時申込でv6プラスに申込むとv6プラス対応wi-fiルーターがずっと無料でレンタル出来ます。
準備するもの
初期設定の際に必ず必要な物は以下の通りです。
- 接続用ID
- 接続用パスワード
- SSID
- 認証キー
接続用IDと接続用パスワードは『so-net契約内容のご案内』の入会証ページに記載されています。
『so-net契約内容のご案内』が無い場合はso-netマイページで確認が出来ます。
マイページにログインするにはユーザーIDとユーザーIDPWが必要です。
※ユーザーIDとユーザーIDPWも不明な場合はコチラで確認してください。
マイページにログインすると接続IDの確認が出来ます。
接続用パスワードはマイページでも「*****」になっていて見ることは出来ません。
見ることは出来ませんが、変更することは出来るので忘れた方はマイページで変更してください。
さっそく配線してみよう!
必要なことを全て確認したら、いよいよ配線です。
配線には2つの方法があります。
- 有線接続
- wi-fi接続
有線接続とはLANケーブルでモデム機器やパソコンを繋ぐ方法です。
一方wi-fi接続とはwi-fiの電波を使って機器同士を繋ぐ方法です。
それぞれの特徴をまとめると、
【有線接続の特徴】
- 通信が比較的安定する
- LANケーブルの規格により通信速度に影響を与える
- 機器同士がLANケーブルで繋がっているため移動には向かない
【wi-fi接続の特徴】
- 室内のあらゆる場所でインターネットが使える。
- 複数台同時に利用が出来る
- 電波で繋がるため障害に弱い
といった感じです。
LANケーブルで繋ぐと機器間に光通信の出来る道がきちんと構築されます。
そのため外部からの障害にも強く比較的通信が安定します。
一方でwi-fi接続の場合は電波通信なので、1階と2階の通信や壁を挟んだ部屋で通信をする場合、速度低下になることがあります。
ただしwi-fi接続の場合は複数台の端末で同時にインターネット接続が出来るというメリットがあります。
LANケーブルで繋ぐ場合はLANポートの数しか接続が出来ません。
またスマホやタブレットでは有線接続が出来ないので利用範囲が限られてきます。
どちらもメリット、デメリットがありますので用途に合わせて選択してください。
☞wi-fi接続と回線速度の関係について詳しくはコチラの記事へ。
有線接続ってどうやるの?
具体的な配線は以下の絵の通りです。
ポイントは壁側にある機器にはLANポートに挿しこみ、一方の機器にはWANポートに挿し込んでください。
これは設置機器が複数台になっても同じです。
壁側の機器から見ると「LANから出てWANに入る」と覚えておくと配線に悩むことはありません。
wi-fi接続ってどうやるの?
wi-fi設定に必要なのは、
- SSID
- 暗号化キー
の2つです。
SSIDと暗号化キーはwi-fiルーター本体に記載されていることが多いです。
中にはカードやシールになって付属されていることもあります。
この2つの情報をパソコン/スマホに設定していきます。
これらの設定はパソコン/スマホのOSにより異なります。
以下のリンク先をご参照ください。
リンク先(so-netサイトへ飛びます。) |
パソコン(Windows)wi-fi設定の方法はコチラ |
パソコン(Mac)wi-fi設定の方法はコチラ |
スマホ(Android 5.0 ~ 8.0)wi-fi設定の方法はコチラ |
スマホ(9.0 ~ 10.0)wi-fi設定の方法はコチラ |
iphone(iOS 8.x ~ 14.x)wi-fi設定の方法はコチラ |
その他のwi-fi設定についてはコチラ |
ここまでの設定が出来たらいよいよ初期設定です。
ちょっと待った!
※v6プラス契約者はここまで!※
v6プラスの契約をしている方はここまでの配線で既にインターネットに繋がるはずです。
実際にブラウザを開いて試してみてください。
もしインターネットに繋がっていたらv6プラスで接続が出来ています。
確認のためにはこちらのIPv4/IPv6接続判定ページに進んでみてください。
ここで「IPv6でアクセス中です。」と表示されればv6プラスで接続が出来ているので安心してください。
初期設定の手順
ではいよいよインターネットを使うための最終段階です。
初期設定の方法は3つあります。
- NTTルーターに設定する
- 市販wi-fiルーターに設定する
- 広帯域接続
NTTルーターと市販wi-fiルーターへの設定方法は基本的には同じです。
異なる点は設定する管理画面です。
それぞれ解説していきます。
NTTルーターに設定する
NTTルーターに初期設定をする大まかな流れは以下の通りです。
【初期設定の手順】
- 市販wi-fiルーターを繋いでいる場合、ルーターモードを解除する。
- ブラウザを立ち上げIPアドレス入力する。
- NTTルーターにアクセスして初期パスワード設定。
- 『so-net契約内容のご案内』に記載の「接続用IDと接続用PW」を入力。
- NTTルーターの「PPP」ランプが点灯したら完了。
手順1.市販wi-fiルーターを繋いでいる場合、ルーターモードを解除する。
解除の方法はメーカーにより少し異なりますが、大まかな手順は同じです。
これは以前使っていたBUFFALOのwi-fiルーターです。
写真のように背面にスイッチが付いています。
メーカーによって異なりますが、「RUTER」「RT」といった表示がルーターモードを指しています。
市販wi-fiルーターをルーターモードにしていると、NTTルーターにアクセスすることが出来ません。
この後の操作が何も効かなくなるので必ず「AP」「BRIDGE」にスイッチを切り替えましょう。
※「AP→アクセスポイント」「BRIDGE→ブリッジ」と表記されていることが多いです。
解除した後に市販wi-fiルーターの電源を抜いて挿しなおしてください(ルーターの再起動)。
この操作でルーターモードが解除されます。
参考動画はコチラです。
手順2.ブラウザを立ち上げIPアドレス入力する。
次にブラウザを立ち上げて、アドレスバーに以下のように入力をしてください。
※この時に「インターネットに繋がっていないのにブラウザ立ち上げるの?」と不安になる方がいらっしゃいますが、問題ありません。これから接続していくので現時点で繋がっていないのは全く問題ありません。
手順3.NTTルーターにアクセスして初期パスワード設定。
すると以下のような画面に変わります。
パスワードはご自身で好きなものを決めて結構です。
(NTTの方が初期設定をすると「1234」にしていることが多いです。)
頻繁にアクセスするものではないのでメモするなり忘れないように注意してください。
もし忘れた場合はルーターを初期化する必要があります。
そうすると改めて初期設定が必要なので面倒ですよ。
手順4.『so-net契約内容のご案内』に記載の「接続用IDと接続用PW」を入力。
そして、パスワードを決めたら「設定ウィザード」が開きます。
接続先名は自分で決めてください。
付ける名前にルールはありません。
接続用IDと接続用パスワードが不明な場合は『so-net契約内容のご案内』を確認してください。
※『so-net契約内容のご案内』も無ければこちらから確認を。
手順5.NTTルーターの「PPP」ランプが点灯したら完了。
設定が上手くいけば、NTTルーターのランプ状態がこのようになります。
「PPP」が黄色になった場合は初期設定が上手く出来ていない印です。
原因の多くは、接続用IDまたは接続用パスワードが正確に入力されていないことにあります。
正確に入力されていないケースとは、
- 単純に文字列が間違っている
- 全角で入力している
- 前後にスペースが入っている
私のオペレーターとしての経験上、ミスの多くは全角入力をしていたりスペースに気づかない人が多いです。
「Caps Lock」がかかっていないか、可視化できるメモ帳などにパスワード記載して確認するなどして対策しましょう。
PPPランプが黄色になった場合の対象方法
初期設定を終えると下記のような管理画面になっているはずです。(機種によって表示は若干異なります。)
赤枠の「メインセッション」をクリックして情報を修正してください。
もし管理画面の前にID、パスワードの認証画面が出てきたら以下のように入力してください。
上枠に入力する「user」は全員同じです。
下枠はユーザー自身で設定したパスワードになります。
ログインに成功したら「メインセッション」に進みましょう。
確認する箇所は、「接続先ユーザー名」「接続パスワード」です。
今一度『so-net契約内容のご案内』を確認して入力し直してください。
それぞれの箇所に入力する上は以下の通りです。
- 接続先ユーザー名→「接続用ID」
- 接続パスワード→「接続用パスワード」
ここでやってはいけないことは、入力されている情報を目視だけで確認することです。
よくある入力ミスとして気づきにくいのが「入力した文字の前後にスペースを入れる」ことです。
例えば、「so-netのID」という文字列で説明すると
- so-netのID
- so-netのID
- so-netのID
のような違いです。
これ何が違うか見ただけで分かりますか?
①は正しい表記ですが、②の場合は後ろに全角スペースが入っています。
また③には先頭に半角スペースが入っています。
このようにふとした拍子に誤ってスペースを入力してしまうことがあるので、目視だけではダメです。
必ず既に入力されている文字列を削除して改めて入力し直しましょう。
【削除する時のポイント】
「削除してください」といっても操作に不慣れな方はきちんと削除できないことがあります。
その場合は以下の手順で削除してください。
見えないスペースも含めてきちんと削除が出来ます。
画像を参考にしてきちんと削除しましょう。
市販wi-fiルーターに設定する
市販のwi-fiルーターに初期設定をする手順もNTTルーターに初期設定する手順と変わりはありません。
異なる点としては、
- 接続IDやPWを入力する管理画面の仕様
- ルーターのIPアドレス
この2つだけです。
ブラウザを開いてIPアドレスを入れて管理画面で接続用IDとパスワードを入力するという流れは同じです。
各メーカーの管理画面へのアクセスや初期設定の手順については、以下のリンクから各社のサイトでご確認ください。
wi-fiルーターはどの製品? | IPアドレスは? | 初期設定の手順は? |
BUFFALO | 192.168.11.1 | 初期設定ページはコチラ |
IODATA | 192.168.0.150 | 初期設定ページはコチラ |
NEC | 192.168.10.1 | 初期設定ページはコチラ |
ELECOM | 192.168.2.1 | 初期設定ページはコチラ |
TP-Link | 192.168.0.1 | 初期設定ページはコチラ |
ASUS | 192.168.1.1 | 初期設定ページはコチラ |
広帯域接続
広帯域接続とはルーター機能を使わずに直接パソコン内に接続情報を入力する接続方法のことです。
LANケーブルで接続する必要があるのでパソコン1台しか繋ぐことが出来ません。
※以下のパターン5の接続が広帯域接続にあたります。
またパソコン内に設定をするため、パソコンをシャットダウンする度に接続は切れます。
パソコン立ち上げる度に接続操作が必要となります。
それでは設定手順を解説いたします。
ここではWindows10での設定を例に説明いたします。
手順1.コントロールパネルを開きます。
手順2.「ネットワークの状態とタスクの表示」をクリック。
手順3.「新しい接続またはネットワークのセットアップ」をクリック。
手順4.「インターネットに接続します」をクリックすると画像のように青くなります。
この状態で「次へ」をクリック。
手順5.「ブロードバンド(PPPoE)」をクリック。
注意ポイント
※すでにインターネットに接続できている状態の場合は上記の表示の前に、以下のような表示がされます。
その場合は、「新しい接続をセットアップします」をクリックしてください。
「手順5」の表示に移ります。
手順6.以下情報を入力する。
入力情報
- ユーザー名→接続用ID
- パスワード→接続先パスワード
- 接続名→自由に決めてOK
最後に「接続」をクリックして「インターネットへの接続を使用する準備ができました」と表示されたら完了です。
エラーが出た場合
「接続」をクリックしてエラーが出ることがあります。
主なエラーと対処方法は以下の通りです。
エラー番号 | 原因と対象方法 |
629 | 配線がきちんと出来ていないため挿しなおしをしてください。 |
651 | |
691 | 入力したIDやパスワードが間違っているの再入力。 |
その他のOSで初期設定を行う場合は以下のリンク先で確認してください。
OSは何? | 画像付きの初期設定マニュアル |
Mac | マニュアルページはこちら |
Windows 8.1 / Windows 8 |
※Windows8の方はインターネットオプションの設定も! |
Windows10 | マニュアルぺージはこちら |
ここまで読んでも接続のやり方がよく分からないって方のために
新規申込をされている方は、1台だけの初期設定であれば設定サポートが使えます。
設定サポートは専門の担当者インターネットを接続できるように初期設定を行います。
どうしてもご自身で設定が出来ない場合は活用することをオススメします。
ただし2回目以降、または複数台の設定を依頼すると料金がかかるのでご注意ください。
☞無料で設定サポートを受けるためには公式サイトから申込が必要です。
まとめ
- 開通工事が完了したら設置する機器、その台数、使うデバイスを確認する。
- 機器同士を繋ぐために必要な配線を行う。
- v6プラスがあると難しい設定は必要ない。
- 広帯域接続はパソコン1台しか使えない。
- どうしても初期設定に困ったら1回だけ無料で設定サポートが使える
開通工事が終わってから今回解説した設定を行って始めてインターネットの利用が出来るようになります。
最近はv6プラスがあるので、ほとんど初期設定をせずともつながることが多いです。
しかし万が一ルーターが故障した場合などに広帯域接続を知っていたら対処することも出来ます。
また今回お話しした内容はソネット光プラスだけでなくインターネット接続の基本です。
これからソネット光プラスの契約をする人、別の光コラボに乗り換える人にも必要なインターネットの基本知識です。
ぜひお役立てください。
それではまた。
\2年間2,500円割引/
ここまでお読みいただきありがとうございました。
このサイトはソネット光プラスに特化した専門サイトです。
他にもソネット光プラスに関する記事をご用意していますのでお役立ていただけると嬉しいです。
※本記事の画像の一部はso-netの接続サポートページから引用しています。