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auひかりで速度が低下した時の対処方法

2018年12月7日

こんにちは。

今回はauひかりの速度低下について解説していきます。

auひかりで速度が低下した時にはどのような対処をすればいいのでしょうか。

 

速度が低下する要因は様々です。

宅内の環境によることもあれば、宅外の環境に影響することもあります。

速度低下を改善するにはその原因を知ることが第一歩です。

まずは速度低下になる原因を解説してその対処方法をご紹介いたします。

 

速度低下の原因と改善策

回線の分岐

私たちが普段利用しているインターネット回線は複数の契約で分け合って利用するようになっています。
これはauひかりに限ったことではなく、その他の回線サービスでも同様です。

よく「最大速度1G」なんて売り出しの常套句がありますが、まず最大速度が出ることは無いです。
理由はその1G回線を皆で分け合って利用しているからです。
分け合って利用しているわけですから当然速度は分散されます。

 

以下のようなデータがあります。

 

引用:https://www.m2ri.jp/news/detail.html?id=308

 

2018年3月末時点でKDDIグループが占めるシェアが全体の13.2%となっているようです。
グラフを見て頂くと分かると思いますがNTT東西の占める割合に比べるとKDDIはかなり少ないことに気づくと思います。

こうしたグラフから分かることは圧倒的にユーザー数はNTT回線の方が多いということです。
つまりauひかりを利用していて回線の分岐が原因で速度低下になる率はNTT回線利用者に比べるとかなり少ないと言えます。

もちろん地域にもよるので絶対とは言えませんが・・・

それでもauひかりで速度が低下する要因の一つとして回線を分け合っているということはあると思います。

この場合の対処方法としては一つだけです。
auひかりを解約して別の回線を利用してみるということです。

そんな簡単に辞められるか!とお叱りを受けそうですが、事実どうしようもありません。
こうしたことがあるのでインターネットは多くの場合ベストエフォート型契約となっているのです。

ベストエフォートについては以下でもう少し触れていきます。

 

プロバイダが借用している帯域の問題

各プロバイダはユーザーの見込み数から回線をある程度確保しています。
これを借用帯域と言います。

例えばプロバイダが「この地域は10人くらいユーザーを確保できるから回線を5G分くらい借りておこう」と考えます。
ところがそのプロバイダが人気があり実際のユーザー数が100人になったとします。
すると5G分の回線を100人で分け合うので当然速度はグンッと落ちます。

この場合はプロバイダを変えることで速度が改善されることがあります。

ただし解約して別プロバイダと契約するわけですから当然違約金や、乗り換え先で新たに工事費も出るので簡単におすすめは出来ません。

ですが一つの可能性として考えるのはアリと思います。

 

前述のケースもプロバイダ起因場合も即効性のある改善策はありません。
見込んでいたユーザーと実際のユーザーが違うことは誰にも予測は出来ません。

先ほど説明したベストエフォート型というのは、このように企業側でも予測が出来ないケースがあるために設定されている契約です。

ユーザーが増えたらからと言って簡単に回線を増設することも出来ません。

回線設置にはかなりの費用がかかります。
今日のインターネットの世界ではサービスが多岐に渡っているため、ユーザーがプロバイダや回線事業者を乗り換えるケースは度々起きることです。

そのため回線を増設してもすぐに使わなくなると設置費用が無駄になってしまいます。
その為回線事業者はある程度継続して利用するユーザーが確保できると判断して初めて増設決定に至ることになるのです。

少し込み入った話になりましたが、速度低下の要因としてこうした裏事情もあるのです。

 

とは言え、ユーザーからすると速度低下は何とかしたいものです。
ここからは速度低下の原因とユーザー側でも出来る改善策を説明します。

設置しているモデム機器の不具合

速度が遅くなった場合まずはこれを疑うのがいいでしょう。

auひかりでは、ホームタイプだとONUとホームゲートウェイという2つの機器を設置します。

この2つの宅内機器に何かしらの不調がある場合、極端に通信速度が落ちることがあります。
機器不良の場合の改善策としてまず行うのは電源の抜き差しです。
簡単に言うと再起動です。

方法はいたって簡単。
電源を抜いて5分ほど時間をおいて電源を入れる。
これだけです。

ホームゲートウェイに溜まった電気を抜くといったイメージを持って頂くと良いと思います。

 

これでも改善しなければ初期化を行ってみましょう。

初期化の手順はまずホームゲートウェイの電源アダプタを抜いてください。
ホームゲートウェイに『更新ボタン』というのがありますので押しながら電源を入れてください。
すると約20秒後に前面のランプが全て同時に緑点滅を始めます。
3回点滅したことを確認したら更新ボタンから手を離してください。

 

これで初期化完了です。

 

LANケーブルの劣化または未対応規格

機器に問題はないことは分かったが、それでも速度が出ない場合はLANケーブルを疑いましょう。

一言でLANケーブルと言っても規格によって性能は異なります。
古いLANケーブルの場合、規格が1Gbpsに対応していないことがあります。

LANケーブルの規格を表にまとめました。こちらをご覧ください。

規格 CAT5 CAT5e CAT6 CAT6A
CAT6E
CAT7 CAT7A CAT8
通信速度(bps) 100M 1G 1G 10G 10G 10G 40G

 

LANケーブルは量販店で販売されています。
CAT5e以降の規格のLANケーブルを購入して交換してみるのも速度改善策の一つです。

 

用意したwi-fiルーターの規格が対応していない

LANケーブルと同じく、wi-fiルーターにも規格があります。

機器が古いと通信速度が遅くなってしまいます。
そのため、ルーターの買い替えで改善される可能性もあります。

wi-fiルーターを利用している方は参考にしてみてください。

 

また機器が古くはないが、そもそもの機器のスペックがauひかりの高速通信に対応していないということもあります。
まずは購入する際にルーターのスペックを確認しましょう。
ルーターはすべてがauひかりの1Gbpsに対応しているわけではありません。

家電量販店などで販売されているものでも1Gbpsでは通信できないものがあります。
もしauひかりの速度に対応していないwi-fiルーターを利用している場合は買い換えてみることをおすすめします。

 

利用するパソコン、スマホが高速通信に対応していない

wi-fiルーターは対応しているが利用するパソコンやスマホが高速通信に対応していないという場合もあります。

例えば有線LANでパソコンを利用している場合、パソコンそのものが1Gbpsの通信に対応していないことも考えられます。
パソコンの公式サイトでLAN接続した場合の最大通信速度をチェックできるので確認してみてください。
「1000BASE-T1」に対応していれば、auひかりの速度を発揮できます。

 

またwi-fi接続している場合は、その機器で対応しているwi-fiの周波数などに注意してみましょう。

wi-fiで使われる周波数には2.4GHz帯と5GHz帯の2種類あります。
2.4GHz帯と5GHz帯はそれぞれ特徴があります。

2.4GHz帯
速度が遅く、電波干渉を受けやすいが遮蔽物に強く、遠くまで届きやすい特徴があります。

5GHz帯
遮蔽物には弱いが、速度が速く電波干渉を受けにくく安定しているという特徴があります。

こうした2種類の周波数にパソコンやスマホが対応していないために、高速通信ができない場合があります。
auひかりを高速で利用するためには、パソコンやスマホのスペックも重要となりますので確認してみてください。

 

電波干渉が原因

家電製品の近くにwi-fiルーターを設置している場合、電波干渉を受けて速度が遅くなることがあります。

もし設置しているなら今すぐ移動しましょう。
特に電子レンジや冷蔵庫は電波を遮断する材質が使われていることが多いです。
そのため近くにwi-fiルーターを設置していると繋がらないことがあります。

 

近隣のwi-fiの電波と干渉し合うことで繋がりにくくなることもあります。
wi-fiの電波には規格ごとに「チャネル」というものがあります。
もし異なるwi-fiルーターが同じチャネルを利用すると、速度低下や場合によっては通信不可になります。

wi-fiルーターは空いているチャネルをルーター自身で自動的に選択する機能をもっています。
wi-fiが遅い場合は再起動することで改善する可能性があります。

チャネルの選択方法は利用しているwi-fiルーターによって設定手順が異なります。
詳しくはルーターのメーカーのサイトなどで確認してみてください。

 

最後に

いかがでしたでしょうか。

auひかりでの速度低下の要因は様々です。
今回は主な原因とその対応策を解説いたしました。

しかし、改善策が見当たらないケースというのもあることも知っておいてください。
ユーザー数の増加による回線の多分岐やプロバイダの借用帯域が原因で速度低下が起きている場合です。

残念ながらまだまだインターネットのサービスは完全なものとは言えません。
ベストエフォート型と言えば聞こえはいいですが、ユーザーに対して企業が努力することは当然の責務です。

しかしその努力だけでもどうにもならない現実があることがインターネットの世界です。
そういう意味ではまだまだ改善の余地があると思いますし、これから新たなサービスが出てくることも期待できるかもしれません。

皆さんのネット生活が少しでも快適になればと願っております。

 

ではまた。

  • この記事を書いた人

たいぞう

こんにちは、たいぞうです。 とあるプロバイダでお客様相談を受けてきた経験を生かして 他では決してお伝え出来ないユーザー様のお得になる情報を 書いていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いします。

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