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光回線

プロバイダ?回線事業者?何が違うの?

2019年1月9日

こんにちは。
今回はプロバイダと回線事業者について説明いたします。

皆さんはインターネットを利用するにあたり、プロバイダと回線事業者という2つが必要とご存知でしょうか?

近年コラボサービスが出てきたため例外はあるのですが、基本的にインターネットを利用するには、「プロバイダと回線事業者」がセットでの契約が必要です。
この2つをきちんと理解することで、毎月の料金を安くすることも出来ますし、よりお得な契約を探すことも出来ます。

 

プロバイダと回線事業者は切っても切り離せない関係です。
今回は少し長くなりますが、この2社の関係を詳しく解説いたします。
お時間許す限りお付き合いください。

 

プロバイダとは何なの?

プロバイダとは、インターネットサービスプロバイダのことです。

英語では『Internet Service Provider』と書くので、頭文字をとってプロバイダのことを『ISP』とも呼びます。

代表的なプロバイダでいうと、OCN、BIGLOBE、So-net等が有名です。

ただプロバイダは数えきれないくらい沢山あります。

全ては挙げきれないので割愛させていただきます<(_ _)>

 

プロバイダの役割は何?

プロバイダの主な役割は、インターネットに接続することです。

接続をするためにプロバイダは接続用のIDとパスワードを発行します。

このIDとPWが無いとインターネットに接続ができません。

 

またプロバイダはその他にもユーザーに様々なものを提供しています。

例えばメールアドレスは代表的なところです。

その他にも設定サポートサービス、セキュリティソフト、IP電話、動画サービス等々。

またホームページやブログが作成できるサービスの提供する所もあります。

各プロバイダによって提供サービスや料金、内容は様々です。

 

それぞれのプロバイダのサイトに沢山ありますので参照してみるのもおすすめです。

 

プロバイダはどんな種類があるの?

先述しましたがプロバイダは約500社以上存在します。

また毎年増えたり減ったりするので、現状正確な数は分かりません。

 

プロバイダは色々ありますが、インターネットの接続をするという役割はどのプロバイダも同じです。

それぞれのプロバイダの違いといえば先ほど述べたように提供しているサービスの違いです。

 

インターネットの接続という点では、どのプロバイダも共通の役割なのでその点ではどのプロバイダと契約しても問題はありません。

 

回線事業者って何?

インターネットに接続するための回線を提供する事業者です。

インターネットは世界中で繋がっている巨大なネットワークです。

そのインターネットを紐付ける道を提供しているのが回線事業者です。

 

一言で回線と言ってその種類は様々です。

今の主流は光回線ですが、その他にもADSLやケーブルテレビ回線などがあります。

 

回線はどんな種類があるの?

光回線

現在のインターネット回線の主流と言えるでしょう。

光回線の特徴と言えば何といってもその安定性です。

外部からの影響を受けにく、伝送損失も発生しにくいといった特徴があります。

伝送損失とは

基地局から利用場所に信号が届くまでの通信速度の低下度合のことです。

基地局との距離が短いと伝送損失は少ないですが、

逆に距離が長いと伝送損失は多くなります。

 

光回線は安定した信号の供給が見込めるため通信速度も速くなります。

最近の主流は最大通信速度100Mbpsから1Gbpsといったものが多いです。

また一部エリアでは最大通信速度2Gbpsサービスというのもあります。

ADSL回線

ADSL回線は電話回線を利用したインターネット回線です。

固定電話の回線を利用してインターネットと接続するため、大がかりな開通工事は不要です。

そのため料金も安く、光と比べると概ね2000円近く安いことが殆どです。

 

ただし安い分欠点もあります。

ADSL回線は外部からのノイズの影響をとても受けやすいです。

天候や周辺建物の影響を受けやすいため、すぐに伝送損失が起きやすいという困った点があります。

 

現在はADSL回線がサービス提供終了に向かっているため

今後普及することはありません。

また新規の申込みもほとんど受付しなくなっています。

 

ケーブルテレビ回線

ケーブルテレビ回線はケーブルテレビ事業者と契約するだけでインターネットが利用できるという特徴があります。

簡単に言うと回線業者とプロバイダの両方の役割を担っているということです。

 

全国展開の光サービスとは異なり、地域限定の所がほとんどです。

地域に密着しているため故障対応が比較的早いという特徴もあります。

 

ケーブルテレビというだけあって、テレビサービスと同時契約で割引になるといったサービス展開をしている所が多いのも特徴です。

 

モバイル回線

モバイル回線とはdocomo、au、Softbankというと分かりやすいと思います。

工事は不要で、提供エリアの中であれば

いつでも通信が可能なサービスです。

 

家でパソコンを利用するだけではなく、外でもパソコンを持ってインターネットを利用したい方には便利な回線です。

モバイルルーターというものがあればそれだけでインターネットに繋がるという優れものです。

 

ただし、欠点と言えば通信の安定性です。

建物や周辺環境の影響を受けやすく、突然速度が低下するということは十分あり得ます。

 

回線事業者はどんなところがあるの?

一番のシェアを持っているのは何といってもNTTです。

その次にはKDDIが有名です。

おそらく世の中の光インターネットを利用している方のほとんどがNTT回線を利用しているはずです。

そのくらいNTTのシェアは大きいです。

 

プロバイダと回線事業者は絶対に必要なの?

インターネット接続にはプロバイダと回線事業者が必ず必要です。
この二つはセットのようなものです。

例えると回線は車道であり、プロバイダはその車道を走る車です。
二つあって初めてそれぞれが効果を発揮します。

ただしこれまでは回線事業者とプロバイダは別々の契約でした。
NTT回線契約者は対応しているプロバイダであればどこでも契約が出来ます。
同じようにKDDI回線を利用しているユーザーも対応しているプロバイダであれば、どこと契約しても問題はありません。

 

プロバイダと回線事業者の2契約によって発生したトラブル

こうした契約は自由度が高くて良いという反面、契約上トラブルになることもありました。

例えば当初聞いていた金額と違うとなった時、その原因がプロバイダなのか回線事業者なのかわからず問い合わせ先が不明瞭ということがしばしば起こります。

電話をしたものの、「問い合わせ先の窓口が違います」と言われ、たらい回しにされたりした方も多いのではないでしょうか。

 

回線事業者とプロバイダが別ということでユーザーにはこのような不利益もあったのです。

そこで2015年あたりから出てきたサービスが光コラボレーションです。

 

光コラボレーションのメリット

光コラボレーションとはNTTが回線を

各事業者に卸提供をすることで、各事業者は自社のサービスとセットで提供できるというものです。

 

簡単に言うとプロバイダが、「利用する回線も私たちのものですよ」といってプロバイダサービスとセットで提供できるようになったのです。

 

セットにすることであるメリットが生まれます。

それはこれまでの月額料金よりも安く提供できるようになったことです。

 

光コラボは各事業者が回線を提供しているというスタイルです。

つまり回線トラブルについても各事業者が窓口になります。

これまでのように回線についてはNTTという対応ではなくなったのです。

これにより回線事業者はユーザーからの問い合せ対応の負担を軽減することが出来るようになりました。

 

こうしたことから人件費などのコスト負担が軽減されるため、回線の使用料をこれまでよりも下げることに成功しました。

プロバイダは安くなった回線をNTTから卸提供を受けるので、プロバイダが卸費用として支払う金額も当然安くなります。

そのため光コラボにすると料金が安くなるのです。

 

これはユーザーにとっても美味しい話です。

しかも提供元が違うだけで実際利用しているのはNTTの回線です。

これまでNTT回線を利用していたユーザーからしても環境的には何も変わらないため、ユーザーにとっては不利益は何一つありません。

 

光コラボレーションのデメリット

しいて言うならば光コラボの契約をすると、解約する時に回線も止まってしまうという点です。

これまでの契約であれば、プロバイダを解約しても回線契約は残るので、新たにプロバイダだけ契約し直せばすぐにインターネットの利用が出来ました。

しかし光コラボを解約すると回線も廃止になるため、改めて契約をし直す必要があります。

ただし再度回線契約すればこれまでのようにインターネットの利用はできるので、デメリットというほどのものではないと思います。

ただ申込み手続きをもう一度する必要があるというだけです。

解約しても回線は残したい!という方はフレッツ光がおすすめです

光コラボレーションが生まれた背景

光コラボレーションが誕生した背景はNTTの経営スタイルの変更にあります。

NTTは元々電話回線の工事を行うのが主な仕事です。

しかし総務省から、回線事業者はインターネットの普及に努めるようにといった旨の通達が発せられました。

そのためNTTは光回線の営業も担ってきなのです。

 

今日までインターネットが普及してきた一役にNTTの営業努力があると言っても言い過ぎではありません。

しかしNTTは元々契約の管理などは専門ではありません。

インターネットが普及してきた今日、営業は各事業者に任せて、自分達は元の回線工事業務に戻ろうとしたのです。

 

そこで回線の契約についてはプロバイダを主にした各事業者に任せようという動きに傾きました。

つまり回線を事業者に提供するということです。

これが光コラボレーションの誕生した背景です。

契約は各事業者に任せて、自身は元の回線工事業務に戻る。

元の鞘に納まったという形ですね。

 

こうした背景があり現在の光コラボが生まれてきたわけですが、プロバイダと回線事業者の関係はこれまでと同じです。

インターネットを利用するうえで両社は密接に関わっているのです。

 

光コラボレーションはどこが提供しているの?

光コラボを提供しているのは主にプロバイダが多いです。

OCN光、BIGLOBE光、so-net光などが有名ですね。

 

しかし光コラボを提供しているのは何もプロバイダだけではありません。

有名なところで言うとドコモ光やSoftbank光です。

これらは携帯電話事業者です。

 

光コラボというのは各事業者が自社サービスと

セットで提供できるというのが特徴です。

携帯電話事業者が回線を提供することで

自社の提供する携帯電話サービスとの割引が出来るようになりました。

 

つまりドコモ光はドコモ携帯と光コラボの契約をすると

携帯電話の料金も安く提供することが出来るようになりました。

Softbank光も同じでSoftbank携帯電話と光コラボ契約をすることで

Softbank携帯電話の料金を安くすることが出来るようになりました。

 

また動画サービスの配信をしているU-NEXTも光コラボ事業者ですが、

自社の動画サービスをセットで販売しています。

 

このようにプロバイダだけでなく色々な事業者が

光コラボ事業者となることで多彩なサービスが提供できるようになりました。

 

しかし共通して言えるのは、利用している回線はNTT提供の回線です。

品質は確かですので安定したインターネットサービスの提供を期待できます。

 

電力事業者のインターネットサービス

少し補足です。

光コラボとは違いますが電力事業者によるインターネットサービスもあります。

関西ではケイオプティコムのeo光、

四国ならSTNetのピカラ光、

九州ならQTNetのBBIQ光が有名です。

これらは回線もプロバイダの役割も一社で提供しているので

光コラボと似たようなサービスとも言えます。

 

またこれらのサービスは地域特化型の光サービスなので

トラブル時の迅速な対応が期待できます。

 

 

プロバイダと回線事業者に支払う料金は違うの?

プロバイダと回線事業者を別契約している場合は、

それぞれに料金が発生しますが金額は全然違います。

プロバイダ料金はお住いのタイプにもよりますが、

概ね1000円前後です。

 

しかし回線料金についてはお住いのタイプにもよりますが、

3000~5000円くらいは毎月発生します。

おそらくユーザーによっては両方合わせて6000円くらい

支払いをしているのではないでしょうか。

 

これが光コラボになるとセットの料金で高くても5000円程度に収まります

料金の見直しを考えている人は、

現在の料金を確認することをおすすめします。

 

 

まとめ

インターネットを利用するうえでプロバイダと回線事業者は2つで一つ。

光コラボ契約であればプロバイダとの契約一つで済む。

光コラボ契約にすることで料金が安くなる場合がある。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

 

お役に立てれば幸いです。

 

ではまた。

  • この記事を書いた人

たいぞう

こんにちは、たいぞうです。 とあるプロバイダでお客様相談を受けてきた経験を生かして 他では決してお伝え出来ないユーザー様のお得になる情報を 書いていきたいと思います。 どうぞよろしくお願いします。

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